Cape Muroto, Tosa Kochi
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室戸岬の朝陽。
風の音に波の響きが混ざり合い、
鳶の声がこだましていた。
雲の反射。
せり上がった陸地。
『太陽』という恒星。
そのまわりをものすごい速度でまわる地球を、
具現化できるわけがないが、
ちょっぴりと感じられた。
さて、
嵐は去ったが、
その影響で海はまだストーミー・コンディションだった。
冬の季節風である北風という粒子によって、
うねりの面や角は削り取られていた。
9時には雨も止み、
波はその美しいフォルムを輝かせた。
ボンザーでサーフしたのは、
1973年の波に乗りたかったから。
そのときの波と、
今の波は何も違わないだろう。
数千年単位では波は違うだろうが、
50年程度では何も変わらないのが波質だろうか。
波で遊び、
海に感謝し、
人生を尊ぶという教本を手に入れた。
だが、
美しい波のすぐその先に護岸、
滅岸、
消波という人口的なものがあり、
それが理由で失われていく波が多くある。
直近で重要なものがあり、
それは奄美大島の嘉徳海岸です、
あの手つかずの美しい海岸に巨大防波堤を作ろうとしています。
かんたんに計画は中止するかに見えましたが、
苦戦しております。
詳しくは巻末リンクをご覧になってください。
「コーヒーですよ」
「はい、よろこんで!」
10年ほど前にコーヒー世界に’はまり、
コーヒーの産地で知られるカウアイ・ローステリーに見学しにいったり、
いろいろを調べてみるほど好きになった。
そして最近はコーヒーの研究をはじめた。
だが、
毎日何十杯も試飲していると、
味覚だったり、
香りの迷宮に入り込んでしまう。
具体的には、
『迷宮から出て来られない』
それほどまでに香りや味に対して自信を喪失する。
そんなときは、
サーフィンをする。
波を見る。
または、
裏の湧き水を見に行くと、
すっきりと気分転換ができる。
すっきりのキーワードは『水』。
なので、
食器等の洗い物も悪くないと思って喜んでやっている。
キッチン・ドランカーの方には朗報か。(笑)
さて、
私たちが掲げるハッピーサーフィンをプロモートする
『ドラゴン・グライド・プロダクションズ』では、
不定期社報を出しています。
それはいままでの広告作品掲載の場でもあるし、
もちろん主要人物のインタビューや生き方指南、
ボード自慢から、
剣自慢、
歌合戦に陰陽道と波乗り道の比較記事や、
そしてタヌ星の天気予報まで網羅して、
飲み屋の座敷では、
良くも悪くも人気があると聞いた。
その次号のページ割をここに。
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【巻末リンク:ぜひお読みください!】
Happy Surfing and Happy Lifestyle!!
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