Catch Surf® Skipper Fish V 6’0″
Nakisurf Original Twin + Vektor VMK
at Misakimachi, Tosa
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波はときに脈々と切り立ち、
弾けるように崩れる。
波乗りが有益か、
無益かという考察があるが、
自分にとっては有益で、
他人にとってはまったく意味を持たないことも知っている。
波乗りは熱中であり、
懸命であり、
夢の途中でもある。
なのだが、
ひとたび海から上がってしまうと、
興奮も感動も薄らぐのが悔しい。
Catch Surf® Skipper Fish 6’6″
at Airport Bank
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私は、
自身の意識を充足させるため、
海に向かい、
お目当ての波壁を滑ることで、
日常と非日常の区別をあいまいとしている。
また、
具体か抽象かと、
どちら側かの答えを出すこともない。
こころを解放させ、
そこで得たことを記憶に残すが、
上に書いたように、
記憶はしっかりとしたはずなのに、
それは夢の中の記憶のように霧散するように跡形もなくなってしまう。
稀薄な記憶は、
その蒸留としての透明なものが浮かび上がり、
自身を解放したことをちょっぴり思いだしては、
その余韻にひたっている。
きっとその繰り返しがサーフィンなのかもしれない。
いろいろなことを想いつつ、
今日は黒潮町のささやかな波でサーフしたが、
くるぶしサイズで50mも乗れる波も多々あった。
地域猫というか、
生まれついてのノラ猫『ボス』がやってきて、
しばし日向に当たり、
のんびりとしていた。
生き方の師匠にもいろいろあるけれど、
前出したクラゲとか、
さすらうネコからも学ぶことは多い。
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【巻末リンク:波乗りの具体例】
Happy Surfing and Happy Lifestyle!!
◎