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naki's blog

晴れている西側で晴れて『加速浮遊感のトリムグライド』ミニ・ノーズライダー_ロングでCヨロなお手紙_(4400文字、中短編です)

こんにちは、

春の始まりの月曜日をいかがお過ごしですか?

先週末は、

逆真会四国支部、

いや高知特派員のKさんよりソメイヨシノ開花のお知らせを受け取ったりしました。

P3131374

ほのかなな淡い色彩はまるで日本のこころのようですね。

どうぞすてきな春になりますように。

さて、ノーズハワイのこちらは今日も雨が多く、

rain

こんな写真が撮れました。

ここまで画像に映りこむ雨というのは猛烈そのもので、

こんなとき、サビタはありとあらゆるところから雨漏りするので、

カメラ機材はいつも厚手のビーチタオルを掛けて車内においてあるんです。

ここはーーハワイ諸島のどの島でも

「西側が晴れている」

ので、ノーズライダーを持って闘牛岬に行ってきました。

2010_Plumeria_T8344

朝か夕方の太陽が低い時間帯に、

雨の日に突然晴れると出るのが虹なのでありますが、

今日はいくら探しても虹のかけらすら見えなかった。

こんな日もありますよね。

ブイも6フィート@7秒程度だったのが、

8フィート@19秒と突然上がり、

そして10ft@17sec.を連続で計測して、

現在はさらに上がって12ft@16sec/NNW325°です。

これは先週日本に雪をもたらせた低気圧からの激風からのうねりが届こうとしています。

予想では、第一波がこちらに届くのがちょうど日没頃というので、

明日はひさしぶりに大波になりそうです。

2010_togyu_V4725

さて、闘牛岬に着くと、

快晴ではなかったがしっかりと晴れていた。

ちなみに米英語では、

こういう日のことをhazy、へイジーというのです。

[意味:かすみのかかった]

きっと湿気が多いのでしょう。

2010_noah_naki_V4795

今日はノアが5’11″(180cm)で、俺が6’12″(213cm)。

共にキャンバス印のノーズライダーで、

横綱クリスちゃんのノーズ、

そして滑走への英知がこのボードに結集されているのです。

2010_noah_V4756

波が小さいといっても、

俺の半分サイズのノアには十分なサイズで、

こうしてスリルも楽しんでいました。

2010_noah_V4863

ノーズライダーなのだからあたりまえなのだが、

ノアでもこうして遊び半分で乗れちゃうんです。

下記した某サーフ雑誌編集長のメールに

「いいノーズライダー=ニョキッて、ノーズが浮いてくるんです」

とあって、まさにその通りでした。

これは↓逆真流トリムバック(俺造語)。

2010_naki_V4940

クリスちゃん曰く、

テイルキックの角度、

その面積が絶妙だとノーズに乗りやすく安定するのデス。

ということで、

全体重をノーズにかけてもこうして浮いたままでした。

2010_naki_V4924

ふむー。

でも、俺が好きなのはノーズライドはもちろんだけど、

やはりグライド(滑走)で、

浮力を活かした『加速浮遊感』というのかな、

そんな瞬間がたまらなく楽しかった。

2010_naki_V4790

これはショートでも味わえるのだけど、

ロングやノーズライダーの方が劇的に感ずるのであります。

2010_noah_V4918

なぜなのかを今度潤ちゃんに聞いてみますが、

俺が推測するに、浮力が関係しているように感じる。

2010_noah_V4921

足を揃えようが、

どこに置こうが、勝手に進んでいくサーフィンのおもしろさ。

「安定推進」

という言葉に国鉄時代の名残を感じてしまうのは俺だけだろうか?(笑)

2010_naki_V4811

そんな豊かで自由なボードの上で、

それぞれが滑走を表現するのがロングボーディングだと思う。

こうやって書くと、

「ロングボードは9フィート以上のことを言うのですよ」

お叱りメールが約3通届きそうだが、

(なぜ3通かは、いつか書きますね)

海の道具には規制があるわけでもないし、

9フィートないからといって警察に取り締まられるわけでもない。

確か、前に誰かが勝手に9フィートと決めて、

以来それが定着しているだけで、

D先輩ではないが、

「関係ねえよ!」

という硬派な一言で片付けられそうだ。

そうだ、先月サンタモニカでジョエル(・チューダー)と話したときに

「この短いのは(確かミニロングと発音していた)本当に楽しいぜ。

これからそんな時代になるんじゃないかな」

と発言していて、クリスちゃんと俺で

「ソーダソウダ」と全肯定していたことを思いだした。

特に日本では住宅事情のこともあるから、

こうした短いボードで、

ロングボードのようにトリムグライド(俺の造語)を楽しめたらそれはハッピーなのではないか、

「自由ごゆるり」とした提案をしてみました。

でも今までなぜこういうのがなかったのかも不思議ではあります。

きっと「規制に囚われていた」

ということだったのかもしれません。

関係ありませんよね。

.

↓これは俺の一番好きなショットで、

2010_noah_V4963

このノアのポーズにサーフィンの楽しさがぎしりと詰まっていると感じた。

みなさんもどうぞのんびりと滑走して、

陽当たりの良いところで「それを思いだす悦楽」

に浸っていただけたらと思います。

2010_NH_T7604

俺たちの新しい遊び道具は「ミニ」ばかり。

5’0″(152cm)Aviso BD3

5’3″(160cm)BWT

5’5″(165cm)Aviso Fire Blade

5’5″(165cm)BWG

5’6″(167cm)Loose Cannon

5’11″(180cm)Mini Noserider

6’12″(213cm)Mini Noserider L

と現在使用中のサイズを明記してみました。

フレちゃんではないが、やはり凄い時代だなぁ。

2010_noah_naki(cr)_V4977

「サイズもお好きなように、

アートも有無を選んで自分色(キャンバス)に染めてクダサイ!」

とは、クリスちゃんの代弁です。

R0018065

話は変わりまして、先日のブログで

『 春はざま ミニノーズライダー 好きに乗り』

というのを書いたら、

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/11211

.

俺と同じ1994年からカリフォルニアに10年間住んでいたKさんから丁寧なメールが届きました。

彼はそのカリフォルニアで知り合い、

そして俺が自主出版した

カルト誌『NMP』の編集を手伝っていただいていたんだけど、

その後日本に戻り、

現在は某サーフ雑誌の編集長として活躍している。

彼の経歴は鎌倉出身在住で、

サンディエゴ、

マリブにも住んでいたという業界では屈指の履歴をお持ちです。

さらには祖父が稲村ヶ崎に住んでいた2 世代目サーファー。

お母さんは稲村ジェーンのモデルでもあります。

クイバーは、アライアからサーフマット、

フィッシュ、ログ、SUP(タチアガリ)まで。

その彼からのメールを以下に掲載させていただきますね。

こんにちは、

ブログ拝読させていただきました。

ヒールに入る前のノーズは*Cよろです。

(*Cよろ=よろしいの略語)

何がCよろかと言いますと、

ホントのノーズライダーはノーズが浮いてくるんです。

ブログにも書いていらっしゃったようにハイラインをキープしていくのがノーズライドなんですね。

ハービー・フレッチャー大センセや、

クリスチャン・ワックが手を上げるのはそのためですね。

うまいサーファーのノーズライドの写真をみるとわかりますが、

にょきっとノーズが浮き上がっています。

レールがびたってくっついて足伸ばしているのはチーター(Cheater=ズル)なんでですよ。

私からの提案は、

HP(ハイパフォーマンス)ロングボードが主流なのではなく、

ノーズライドで”feel the glide”だと思います。

ノーズがあるからみんなロングボードに乗るのですから。

ただこれは、

ロングが法律で禁止されていてロングに乗ると非国民と思ってしまう人には一生理解できないことですね!

イケダ(潤ちゃん)プロ曰く、

「ロング」という言い方もある種の差別用語らしいです。

ロングじゃなくて、ロングボーダーだよと。

ロングボーダーはフィッシュやスラスターにも乗る視野が広い方が多いですが、

ショートはロングを毛嫌いします(笑)。

前者はロングボードに向いていない波では、

スラスターやフィッシュにも乗ります。

カリフォルニアや日本は、パワフルなハワイやオーストラリアに比べ、

ロングボード向きの波が絶対的に多いですね。

小さい波の日には、

ロングボードでのんびりトリムして、

ノーズライドするのが最高です。

ということで自分はマニューバーのロングではなく、

ノーズライダーを推すnakisurfのスタンスを応援します。

.

とあり、

こういう応援がうれしく、

ここで厚く御礼を申し上げさせていただきます。

それにしてもそうなのか。。

きんちゃんも

「俺は棺桶に入るまでロングには乗らない」

と言っていたし、

D先輩もロングに乗られているのを見たことがないしなあ。

垣根というか、

もはやこれはベルリンの壁状態なんですね。

俺が思うに、

小波だったらショートよりロングの方がはるかにおもしろいと思います。

なので、ボードの種類はあまり気にせずにサーフしていただければ、と。

ただ、前回行った御宿でこんなことがありました。

それはビーバーテイルのウエットを着て、

緑のティントカラーのクラッシックログに乗った

30代と思われる男性が、超混雑している中で乗りま くっていた。

乗ると戻り、また乗る。

見たところそのログは軽く10フィートはあり、

しかも御宿のその日は緩い波質で、

そのモンスター浮力なら当然誰よりも先に乗れる(立てる)わけだが、

本人は得意顔。

「じゃくにくきょうしょくだよサーヒンは」

と勝手に思っていたようである。

291(にくい)

周 りの人は「●●●」と、

全ての波をその人に乗られて、

にらみ、胸の中で罵り、

そしてせっかくの休日の、

楽しみにしていた波乗り時間をたった一人の不逞なる輩に冷戦時代よりも暗くさせられ、

泣きそうになっていたので、

「こういう混雑のときの波は乗れるから乗る、

ということではなく、周りのサーファーの気持ちも考えてみませんか?」

と、みんなを代表して発言しそうになったが、

こういう人は「わかっていない」の典型だろうから、

逆ギレされても困るので言わずにこらえていた。

こんな日々、

そんな毎回毎度の鬱憤がショートボー ダーには蓄積されていて、

そんなことが

「ロングニクイ、2943強し」という差別発言につながっているのだろう。

またはそれで各ブレイクが「ロング禁止」になっていったのか。。

今から思うとサーファー全員のことなので、

しっかり整然と伝えれば良かったかな、

と悔やむが、

こういうことは親が

「みんなで仲良く分けるのですよ」

と教えるようなことなので、

本人に言ってもなかなかわからないことではありますよね。

似たようなことに大型トラックのひどい運転があるなあ、

とあの怖バカ運転を思いだして、それまでも299なってしまった。

お忙しい月曜日にも、

NAKISURFにお越しくださってありがとうございます。

昨日はホワイトデーならぬレインボーデイを勝手に設立したのですが、

そんなこともあって、

アニーに『ハートオムライス』を製作したんですよ。

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そうしたら笑顔が虹色に輝くようでした。

やはりホワイトデーよりもレインボーデーの方がいいような気がします。(笑)

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ではでは、

今週もすばらしい週にしてくださいね。

また明日!

CIAO!!