法王来葉。
四字熟語にしたいほどの字面だが、
ラカ法王が千葉にやってきたという意味だ。

法王は、
頭脳明記なお方だが、
スポーツ万能でも知られている。

波乗りも月に一度するかしないか。
なのに、
この波にエンゲッツをザクリとされる。

スケートボードでもいきなりフリップを決め、
スノーでは、
ローストビーフなどをされると、
お付きの摂政タキローから報告があった。

波はこのようにそれぞれが独立し、
折れ曲がるように重なり、
ピークを形成するいわゆるパーフェクション。

ただ波底が岩盤なので、
ワイプアウトすると大怪我をする恐れがあるが、
法王ならば大丈夫。

以前ここでジローが
「なんだガンバンでした!」
と決めポーズを付けたことでも知られている。

私はこういうショアブレイク系が大好きなので、
小さめを狙ってバレルか、

大きめの波では、
バリのウルワツ気分で滑走していった。

ロングバレルもあった。
ここで発句を得た。
仰ぎ見る法王の舞に早桜
あおぎみる ほうおうのまいに はやざくら

奇跡のボードが届いた。
なぜ奇跡かというと、
2年半かけて私の下に届いたサーフボードだからだ。

2年半前にミゲールがサンフランシスコから来日して、
京都から伊丹空港経由で高知に来ることになった。

「ギフトがあります。非対称です」
そんな触れ込みだったが、
するとなんとそのギフトは、

高知空港行きの機材の関係で、
「サーフボードは預けられない」
という規定に引っかかり、
泣く泣く、
宮崎空港行きのサーファーに預けることになった。

見ず知らずの人である。
その見ず知らずの人が大阪に戻り、
きちんと連絡をくれて、
大阪の人だったので、
高槻のジョーに取りにいってもらい、

それから彼の高知へのサーフトリップの際に、
クマビーチまで持ってきてもらい、
それをスマイリー・グリズリーに渡し、
ついに私のもとにやってきたのだ。

2年半の歳月があり、
何の確約もなかったので、
これを奇跡と呼ぶのは大げさではないと思う。

それにしても多くの人の手をかけて届いたライアン・イングルの非対称61。
ありがたい。
Thank you so much Miguel!!

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【巻末リンク:いつもすばらしいことが起きるミゲール】
【巻末リンク*2:パイプ前の地形もいまは昔】
【サーフィン研究所Valentine’s Day号】アレがわかる人へ_クイオとタヌキ_デリック・メイ_新ビンテージT”GIVE US A RIDE”_(1188文字)
Happy Surfing and Happy Lifestyles!
◎
