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naki's blog

【サーフィン研究所】ムラカミ瀧朗_(1413文字)

The Anguirus right,

Amami Oshima,

February 2021

村上春樹さんがラジオに出て、

ボサノヴァで朗読したらしく、

それは大変な騒ぎになっていた。

ムラカミさんの文章を英訳で読んでみた。

読んだといっても一部だけだ。

見たと書いてもいいだろう。

その原語、

日本語(オリジナル)を読んだ。

すると、

村上さんの文体がすっきりと自分に届き、

=瀧朗や山下達郎さんのような気持ちとなる。

この気持ちというか、

思想言動を表現するのには、

「シニカル」という単語を使う。

これは本来の意味とは少し違うんだけど、

他に近い言葉がないので仕方がない。

さて、

このシニカルをなんと訳そうか。

渋いひねくれ

苦みばしった読み

そんなことだろうか。

苦いというのは、

「ああ、もっとこうすればいいのに」

そんな達人からのアドバイスというか直感だ。

たとえば、

長島茂雄さんという名選手が、

松井秀喜さんを指導するときと似ているのだろうか。

あ、

こうしてすぐに村上さんが憑依する。

なので、

瀧朗もハルキ文体が間違いなく取り憑いているといえる。

悪いことではない。

さらに書くと、

瀧朗は頭の回転が良すぎて、

答えはそこまで良いのに、

成層圏を一周も二周もさせ、

さらには裏にしたり底を見たりして考えている。

たいていは、

その中で起案することは正しいのだが、

ときに迎合しない言葉が出てくると、

ドキリとする。

話を戻すと、

村上さんの書かれたこちら(ドラグラ的な視点)側の名著

『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』には、

Unclose your mind.

You are not a prisoner.

You are a bird in flight,

searching the skies for dreams.

こんなラインがあり、

なんだかかっこいいので、

奄美の海写真と一緒にインスタグラムにポストしてみた。

@nakisurf

.

翻訳者はAlfred Birnbaumとあり、

彼に目を入れるとまた長くなるので触れないが、

ハルキ・ムラカミ本文は

「もっと心を開いて。

あなたは囚人じゃないのよ。

あなたは夢を求めて空を飛ぶ鳥なのよ。」

そんな女性からの言葉だった。

こうして書きだしてみると、

英文版には句読点「カンマ」が入っていて、

原文にはありませんね。

アルフは何の意図があってこうしたのでしょうか?

そう華厳さんに話しかけると、

「タキロー・ビー・アンビシャス・イン・タキビゴッド」

“Takiro be ambitious in Takibi God”

きれいな英語でそう言われた。

この意味は、

「富や名誉を否定して内面の価値を重んじなさい」

華厳さんは、

瀧朗という前拍(まえはく)の拍子を使って、

倫理的に迫ってきた。

でもなぜですか?

そう訝しがると、

華厳さんは、

『王妃マリー・アットアネット』という本を読まれたばかりで、

どうやらその世界にいたらしい。

偶然のような必然のような。(笑)

ジェットコースターのような文体だが、

わかる人にはわかりますよね。

「わからないよそれは」

そう華厳さんがおっしゃった。

Tyler Waren’s 2+1 / 6’5″

Nakisurf Original Twin (long base)

【巻末リンク:サーフィンの記憶装置について】

【サーフィン研究所奄美大島支局】キサラギ令和三年_稀薄な記憶波VS焼き付く記憶波_(1575文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!