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naki's blog

【サーフィン研究所】2月の珍大波_(1638文字)

Ankylosaurus, Amami Oshima,

February 2021

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キャンネンの勇生くんも、

クルクルのヒロくんも、

他のサーファーまでもが口をそろえて言っていたのが、

「島の2月にここまで波が上がることはありませんよ」

そんな珍しいほどの大きなうねりが4日間続いた。

「でも2年前に台風で波が大きくなったよ」

そう指摘すると、

「それも信じられないほど珍しいんです」

そう返された。

Dragon Reef, Amami Oshima,

February 2021

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とにかく、

この爆弾低気圧のフィナーレは、

まるでノースショアかと勘違いするほどの波だった。

ドラゴン・リーフのパーフェクトなバレル。

もはや信じられないほどの視界だが、

昨日、

月曜日正午ごろの波であり、

見渡す限り誰もいない無人波でもあった。

この波動画をインスタグラムにポストしておきました。

上の画像内の三枚目がそれです。

@nakisurf

とにかく、

夜明けからサーフして、

一度上がり、

晴れてきたので、

2ラウンド目は、

Tシャツでサーフウォッシュした。

Tyler Warren 2+1 / 6’5″

Greenough 4A-9″ + VEKTOR VMK

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水温は21度。

昨日の気温は高地の観測所発表が21度。

ビーチにある温度計が23度だった。

水温は、

前出のノースショアの冬とほぼ変わらない。

よって、

そこまで冷たくはない。

カリフォルニアの夏は、

水温14〜16度程度なので、

それと比べると、

むしろこちらの方が温かいとすら思える。

これが14時ごろのパーフェクション。

サーファーとして、

最高の視界なのだが、

連日に渡る剛健な波に体が負けてしまって、

もうこれ以上サーフできずに上がってきた。

疲労困憊(ひろうこんぱい)というやつだ。

丘の上までやってきて、

一息入れると、

グリーンヒルの緑くんから電話があった。

「Bパスできそうですよ〜」

そんなことになった。

もはや疲労でめまいすら感じたが、

息を入れて、

その島の裏面というか、

B面である東シナ海側に向かった。

あるある。

太平洋側がオフショア、

こちらがオンショア。

胸肩くらいだろうか。

この高さをなんとか降りると、

猛烈なオンショアに吹き付けられつつ、

パドル地獄をじっくりと味わった。

Catch Surf® Skipper Fish Ⅵ 6’0″

Nakisurf Original Twin + Vektor VT

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波に乗ると、

圧力すら感じるほどの向かい風の中、

目を閉じ、

腕を引き絞り沖に向かう。

セッション中盤、

ダツの大群にも襲われて、

刺さらなくて良かったと胸をなで下ろしたとき、

ここで亡くなった龍一くんのことを思いだした。

けれど、

これだけ体を追い込むと、

夜ご飯がおいしく、

ビールも同様に体にしみわたった。

龍一くんに、

おやっさんやみんなのことを思い浮かべた。

Takiro Sanzo

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各地でも波があったようで、

きんちゃんとタキロー、

そしてニックちゃんと泰介さんたちが、

サーファーズ岬でオーバーヘッドを当てたという。

「きんちゃんが良い波に乗って、

スーパーゼウスを引いたような笑顔でした」

そうタキローから報告を受けた。

The Boss

@shacho_house

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土佐のシャッチョさんも

「すごい波でした〜」

そんなうれしい報告を受けた。

これは高知新聞の金山さんが撮ったもので、

前出のシャッチョさんが言うには、

「風が強くて、

しんじょう君の首がうなずきマーチでした」

しんじょう君が、

そんなことを代弁してくれているらしかった。

次にインスタグラムでは、

タイラー・ウォーレンが良い波に乗っているのを見た。

タバルアであるらしく、

「カリフォルニアから旅行できるの?」

そんな疑問を送ると、

「昔の画像をポストされたようだよ」

いつもの文体のメッセージが返信されてきた。

【巻末リンク:爆弾波初日ポスト】

【サーフィン研究所奄美大島支局】無慈悲と感動が混在するサーフィン_魂に火を_(1422文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!