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naki's blog

【サーフィン研究所沖縄道場特大号前編】沖縄サーフィンはオモツライ_(2322文字)

沖縄ノースショアに行ってきた。

「遠いよ〜石の上を20分歩いて、

一度パドルアウトして岬を越えて、

また歩いて、

それからさらにパドリング30分でブレイクまで着くね」

そんなことをダニー師範が言っていた。

普段なら絶対に行きたくないサーフブレイクだが、

先生によると、

沖縄の良い波はどこも遠いが、

ここは「チョー遠いよ」ということらしい。

この日は奥武島付近にいたので、

3時半に出発し、

未明の国道をひた走り、

ダニー師範のいる読谷、

ハッピーサーフィン沖縄道場に到着したのが5時。

そこからまた北にひた走り、

そのサメの歯だとか、

出前という名前のサーフブレイクには、

夜明けごろに到着した。

遠いとは聞いていたが、

向こうにかすむ大岩の手前にそのショートボード波があるという。

やはりこの下のビーチからひた歩き、

2つ目の岬からパドルアウトするという。

糸井重里さんではないが、

「サーフィンはオモツライ」

そんなお言葉を見つけた。

おもしろいけど、

辛いという意味で、

このときの気持ちにぴったりだったのだ。

アーバン・アイランド・ソシエティに注文していた

『ロング・スリーブ・スプリング』が届いた。

私はクラシックからファンク、

またはディスコ方面へ路線変更したようで、

パープル・カラーのボニーMとなった。

これにトランクスを組み合わせるのは、

純城流なのである。

Photo by @happysurfingokinawa

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ハッピーサーフィン沖縄カメラのセルフタイマー。

ここからダニー・メルハド師範の写真が続く。

最初のパドルアウト。

あの岩まで行くのだ。

決意はあるが、

はるか彼方であり、

自身が鍛え抜いたパドリング速度を持ってしても、

岩が島に見えるほど遠かった。

また上陸して歩くのが嫌になったダニーは、

「もうここからパドリングで行こうよ」

そんなことになって、

およそ1km超のパドリングが開始された。

沖縄でサーフ生活をするダニー師範から長距離パドリングの極意を知るべく、

やや後方からその工夫を見ると、

できる限り脱力しつつも、

水をたっぷりとかき集め、

インパクトの一瞬だけ力を入れているようだった。

この動画があるので、

巻末にYouTubeリンクをおいておきますね。

Photo by @happysurfingokinawa

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うわさの「すごい波」。

なるほど、

セットは軽くオーバーヘッドはあり、

ピーク付近でオバケを喰らったら生死に関わるほど沈められそうだ。

しかもここは、

サメの噂もすごい。

噂は信じないほうだが、

すごい波の噂は本当だった。

Danny Melhado

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大雨だったので、

写真はあまり撮れなかったが、

この師範のスラッシュ・バックは撮れた。

本人に見せたら、

「スプレーが小さいね。恥ずかしいよ」

基準が高すぎる自己が映っていたようだ。

Photo by @happysurfingokinawa

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こちらはハッチ。

アパッチ亮太が、

「ハッチくんもいますね。ダニーも知っていますよ」

そんなことを教えてくれた。

Photo by @happysurfingokinawa

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聡明なパティシエとして知られる麻衣ちゃんも、

このスゴイ波に乗ることになって、

「怖い怖い」と言いながらシュッターと乗っていた。

Photo by @happysurfingokinawa

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地球防衛軍じゃなかった、

米国空軍のパイロットのジョエル。

人生はサンディエゴのポイント・ロマ波で育ったという彼も、

「ものすごい波」のすごさを知り、

沖縄のすばらしさをあますところなく感じていた。

Photo by @happysurfingokinawa

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あまりのハードコアさに誰もいないかと思ったが、

他にサーファーは3人もいた。

しかも2名は10代だった。

内訳は砂辺から来た親子と友人ということで、

さらにこのヤング・サーファーは、

8歳のヒデタローくんだった。

彼もまた何キロもパドルした一人となった。

度胸も技術もすばらしいものがあった。

Photo by @happysurfingokinawa

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ヒデタロウくんと一緒にきていたヤングサーファーは、

この玄ターンをしつつ、

サーフ歴がたった4年だという。

いわゆるサーフ天才だろう。

次のジェネレーションのグレイト・サーファーなのは間違いがない。

Catch Surf® Skipper Fish x JOB Pro 6’6″

Nakisurf Original Twin + Vektor VT

Photo by @happysurfingokinawa

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ナッキーのスタイルあふれるテイクオフ。

波面にレイルをセットして、

急滑走する愉楽はいかほどのものだろうか。

Catch Surf® Skipper Fish Ⅵ 6’0″

Nakisurf Original Twin + Vektor VMK

Photo by @happysurfingokinawa

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陸が霞むほど遠くでブレイクする波。

奄美大島にオバマというそれは遠いサーフブレイクがあるが、

その3倍の距離はあるだろうか。

陸に帰ることはできるのだろうか?

そんなことばかり考えていた。

(明日に続きます)

【巻末リンク:長距離パドルの極意を動画で】

ちなみにここはまだインサイドで、

この波を越えて、

さらにさらに800mくらい先に狙うピークがあるのだった。

【巻末リンク2:ダニー視点の昨日】

http://happysurfingokinawa.blogspot.com/2021/03/happy-surfing-okinawa-guest-house-surf_30.html

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!