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【サーフィン研究所沖縄道場特大号】沖縄サーフィンはオモツライ後編_スーパー・アウター・リーフ_ロジカル・ジョエル_沖縄北部の名店『IRIE MUM』(2196文字)

Danny Melhado at the Super Out side reef

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昨日の続きとなるが、

陸からは遠すぎて肉眼では何も見えないブレイクまで行ってきた。

しかも途中まで歩けば、

パドリング30分と距離が縮まるのだが、

サーフィン修行の一環として、

あえてパドリングで45分くらいかけて向かった。

途中にいくつかのピークがあって、

そこでやっていくのだが、

刺激を求めるかのように沖へ沖へと、

そして深く深くと向かっていった。

沖では岩があったり、

複雑なリーフな地形、

さらに書くと、

沖根の先端なので左右から波が合わさって、

波の高さの数倍もの威力を創りだしていた。

黄色の矢印が、

真打ちのうねりの方向だ。

赤い線が右(奧)から来たうねり。

こうして重なると、

手前側に動きながらバレルとなる。

言葉で説明するよりは、

動画かなと思って、

巻末にこの波動画をつけておきますね。

イメージ・トレーニングしてみてください。

Catch Surf® Skipper Fish Ⅵ 6’0″

Nakisurf Original Twin + Vektor VMK

Photo by @happysurfingokinawa

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波の威力というは、

泡の跳ね上がり方でもわかる。

上の画像の、

私の過ぎたセクションが6m以上も跳ね上がっている。

すごい波だ。

Photo by @happysurfingokinawa

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しかも前出したように「陸から遙か彼方」である。

「サメがたくさんいる」

そんなことが重く説得力を持つ。

もし何かあったらザ・グレイト・ビヨンドまで特急便だろう。

干潮時までサーフして、

ともあれ無事に上陸した私たちは、

かなり安堵した表情をお互いに見せるのだった。

時間を見たら4時間も経っていて、

竜宮城気分でもあった。

Photo by @happysurfingokinawa

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パイロットという職業のジョエル・ブルームクエスト。

疲れた体にもう一度スイッチを入れるため、

私たちにコーヒーを淹れてくれた。

ジョエルは、

ビンテージのコーヒー・パーコレーターで抽出しながら、

その仕組みについて、

詳しくこちらの目を見ながらしっかりと各部の発音を続けていた。

調べてみると、

この蒸気式パーコレーターの歴史は古く、

1819年にポンプ式でフランス特許を取得したとあり、

この仕組みがエスプレッソとなっていくのが興味深かった。

理詰めの話をするジョエルは、

ラカ法王やタキビ神と同じギビング・パーソンで、

コーヒーの他、

ビールやステッカーなどを私たちにくれるのだった。

海岸入り口にある英語の看板には、

『コロナ・ウィルスの感染拡大を受けまして入場禁止』

そう書いてあるのだが、

じつのところ、

「軍の連中がここでキャンプをして、

ゴミや道具をそのままにしているので、

入場させたくない村民がコロナを理由にしてこう書いた」

というのが経緯だが、

この秘境ビーチの雰囲気が良いようで、

多くの外国人がいまだにここを訪れると聞いた。

ジョエルやダニーに、

これについてどう思うかと聞いてみると、

前出したジョエルのようなロジカルな人には、

「コロナ問題を持ってくるのではなく、

キャンプのゴミについてきちんと書くべきだ」

そんな論になる。

思ったのが、

「お上にはなんでも従います」の人種と違うこと、

やはりきちんと考えているのだなということを学んだ。

沖縄県北部の嘉陽には、

コーヒーとビスコッティの名店であり、

数人から「沖縄に来たら絶対に行くべき」そう聞いていた

『アイリーマム(Irie Mum)』がある。

@irie_mum

そこで一同はビスコッティを求め、

生きて戻ったお祝いをしばしのあいだするのだった。

この日のコーヒーは4種類であり、

中煎りからハイローストまである凝りよう。

コーヒー研究所員としては、

感涙するほどの視界だった。

この嘉陽区長であり、

このショップやゲストハウスのオーナーである神谷ヒデさん。

大好きなヒデさんを前にして、

ジョエルのロジカルなトークストーリーは止まることがなかった。

アメリカが誇る超有能なパイロットは、

やはり偉大である。

ヒデさんのちょっぴりわからなさそうな顔がまたすばらしい。

噂のビスコッティ。

これはベーコン&チーズ。

ピスタチオも入っていた。

ふるえるような風味で、

しかも後味が海風のようにおいしかった。

税込み150円。

退店したダニー・メルハド師範と、

ジョエル・ブルームクエスト学者。

南へ向かう私たちの車に向けて、

ずっと手を振ってくれたヒデさん。

人格者でもあり、

グレイトサーファー、

そしてすばらしい父だという。

その先に沖縄そば屋があって、

ハッチが「あぶりソーキおいしいです」

という推しでやってきたのはいいのだが、

ここはいわゆる「マスク警察店」で、

入店時はもちろん、

トイレへも目を光らせ、

「食後もすぐにマスクをしてください」

そんなことを言うので、

すっかりと味を忘れてしまった。

観光客好みなのかな。

よって店名を明かさず。

ここで一同散会となって記念撮影。

私たちはダニーのハッピーサーフィン号に乗せていただき、

ひたすら沖縄ウエストサイドを目指すのだった。

やたらと疲れて眠かった。(笑)

【巻末リンク:妙にパワフル波の秘密】

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!