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【サーフィン研究所】昭和49年の牛丼と令和三年の無人波_(1322文字)

夏の終わりの無人波。

夏が終わるから無人かというとそうではなく、

緊急事態宣言で駐車場が閉鎖されているから無人になっているようだ。

タキビ神(巻末リンクを参照ください)は、

着られていたTをヘッドバンドとし、

ジョン・マッケンロー(テニス)のようなワイルドないでたちとなって、

それは美しく、

長い斜面を駆けていった。

夜が明けて、

陽が暮れて。

無名ブレイクの内陸で、

この31馬力の車を見たのは、

偶然なのか必然なのか。

「ミゼットを飼おう」

そんなコピーを思いだしていた。

千葉から東京まで出ると、

有楽町駅を「のぞみ号」が通り過ぎていった。

鉄道マニアでない私が、

なぜこれを見てのぞみ号だとわかるのは、

その昔ノアが、

ロングトミカでこののぞみ号のセットを持っていたからだ。

その昔良く行った吉野家。

良く行ったのはこの店ではないが、

吉野家でいつも食べていた。

私は、

小学高学年のころが牛丼中毒のピークで、

というか、

とにかく牛丼が好きで、

キン肉マンの設定がそれに拍車をかけた。

真剣に武術をやっていたので、

その欠食気分を補うために牛丼を食べていた。

とは言っても、

昼食代500円を握りしめたボクの牛丼のたいていは、

並のツユダクにご飯を追加して組み合わせていた。

食べ方としては、

牛丼のアタマをご飯にのせてから、

元牛丼であるツユダクのご飯だけを先に、

それからツユヌキの自作牛丼を食べていた。

この方式だと牛丼が2杯も食べられて、

おつりがおこづかいとなった。

当時はこのコンボが400円だった。

内訳は並が300円。

現在の価格を確認すると、

387円+159円=546円なので、

なんと牛丼は136%しか価格上昇しておらず、

他業種を見ると、

昭和49年の国鉄(現JR)山手線1区間が30円、

現在136円、

タクシーの初乗りが220円、

現在730円なので、

それぞれの上昇率が4.5倍、3.3倍とわかった。

この数式を当てはめると、

牛丼並は令和3年ならば、

およそ1200円になっているはずだが、

輸入食材等で、

「勉強」した結果現在の価格になっているようだ。

勉強するのは良いのだが、

「安心な食」というものはあまり顧みられていない。

47年経って変わったものは何だろうか?

多くの砂浜、

海岸もなくなってしまったのは、

温暖化というわけではなく、

県や建設業界の企みで、

護岸された結果だとすら市民にはいまだに知られていない。

新宿御苑に行くと、

カブトムシを見つけた。

樹肌から指を使って捕まえると、

信じられないほど強い力でこちらから逃れようとするのだった。

とすると、

その昔に飼っていたカブトムシはここまでの力はなかったので、

それはきっとペットストア経由で生きる力を失っていたとか、

排気ガス(当時の首都圏はいまよりもかなり大気は汚染されていた)で弱っていたとか、

そんなことだったのだろうとカブトムシのおかげで気づいた。

牛丼を食べてホームランが打てると信じていた少年時代と、

カブトムシの力の相違というのが重なり、

ゲームセンターの騒音がピコピコと視覚として浮かんでは消えた。

【巻末リンク:今年はタキビ神が大トリでしたね】

【ドラゴン・グライド・プロダクションズ】『第四十回DGP両界曼荼羅歌合戦』の曲順_(2755文字)

Happy Surfing and Happy Summer!!