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【サーフィン研究所:秋分の日スペシャル】そうめいなクリスタールのハーベストムーンの虚空_(1486文字)

霧がわきだし幕となるのは、

水神龍が出現したからだ。

天空のまたたきは、

明星神からの『虚空』というメッセージである。

空海著

沙門勝道歴山水瑩玄珠碑より

(815年:沙門勝道碑と略)

ここは四国、

八十八箇所のさなか(最中)であり、

元お遍路+空海ラバーのコジやんに言わせると、

「八十八箇所をつなぐと、メビウスの輪になるんですよ」(コジやん)

「へー」

「室戸の洞窟へは行きましたか?」(コジやん)

「もちろんです。ぼくにとってはあそこが始まりですので」

「お大師さまへ金星がやってきた(空海が20歳ごろ、793年)わけですね」

「よく知っていますね。さすが」

〈金星!?金星は虚空というメッセージ!?〉

そんな映画のような感得があったが、

コジやんに説明すると内容が膨大になるのでだまっていた。

〈虚空〉とは?

その前後の文章が読みたくなった。

どこに書いてあったのか?

しばし気になっていたので調べてみた。

「水神龍霧という文の中に金星=虚空はあった」

そこまで記憶していたので、

再び見つけることができた。

それが冒頭の文章である。

高知県にいると、

空海文献はわりと膨大にある。

それは『オーテピア』という絢爛なる図書館が市内にあり、

欲しい本のたいていはここで見つけることができるからだ。

そしてその『勝道上人日光開山記』内にある

『沙門勝道碑』にしたためられている空海の文は続いていく。

咄哉同志

何不優遊

(同志よ、どうしてゆったりと遊べないのか?)

ぼく、

わたし、

おれはここまで読んでドキリとした。

この空海が伝えようとしていたのは、

まさに私たちのフィールドであったからだ。

同志よ、どうしてゆったりと遊べないのか?

また空海だ。

教えをありがとうございます。

同志は笑顔で波に乗る。

そして、

「悪い記憶は削除して、

いい気だけをインプットしよう! 」

そんなすばらしいことを教えてくれた。

同志と、

テキーラを持ち寄って飲み比べしてみた。

クエルボ・レポサドは美しい夕焼けのような拡がりを見せ、

クエルボ・アネホは、

もはや上等を超えたウイスキーの風味をたずさえていた。

アネホ・クリスタリノにいたっては、

まるで魔法のような官能的な香りが舌の上を甘く漂うのだった。

「蒼冥(そうめい=蒼い大海という意)なクリスタール」

こんな言葉というか、

キャッチコピーが浮かんだ。

わかる人しかわからないので、

宣伝語句には向いていないぞと、

広報部内でそんな声が聞こえてくるのだった。

二日連続でノスタルに行ったのは、

ターボーくんと一緒だったからだ。

安納芋の天ぷらを食べると、

黄金に魅せられた織田信長の気持ちがよくわかった。

「お、ジェムソンあるやないか」

「なんだっけ?」(私)

「ジェムソンは村上春樹はんが書いたアイリッシュやで」

「(ターボーくんなら)知っとると思うけんど、3回蒸留のすごいやつやで」(チエちゃん)

「これはな、未発芽の大麦も使っているんやで」

「それ、めずらしいん?」(チエちゃん)

「ぼくの知っている限りはジェムソンだけやね」

「へーほんま」(チエちゃん)

朝陽の前にこんな光が東の空に浮いていたので、

写真を撮ってみると、

なんだか見たことのない形をしていた。

よくわからないので、

高知新聞の金山さんに聞いたが、

いまだに返信がないので、

世間ではそこまで騒がれてはいないようだ。

これは5分くらい浮いていて、

少し経つと消えていた。

ちなみにこの下は青龍寺だ。

一日遅れのハーベスト・ムーン。

【巻末リンク:去年のハーベスト・ムーン】

【サーフィン研究所】ハーベスト・ムーン_極み波なくして真髄はない_(1026文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!