ゴールデンウィーク!
これはイメージ画像というか、
やらせでもなく、
ダナポイント市のドヒニーというサーフブレイク。
その夏の州立海岸公園(ステート・ビーチ・パーク)画像を
このアフター・コロナ(まだだけど)のゴールデンウィークの喧噪に重ねてみた。
東うねりが沖のブイで1mの周期8秒ならば、
クマ・ビーチというか、
リーフ&サンドのサーフブレイクはこうなる。
クマなのでスマグリはんを探していた。
Magu-yan on
EC Surfboards 7’2″ Fonzer
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はるばる900kmかけてやってきたマグヤンは、
この上等に輝く波に乗ることができて大満足のようだった。
(そのフォンザーに目を入れるシャッチョさん)
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エリック・クリステンソンのフォンザーは、
なぜボンザーと言わないかというと、
その進化版だからだ。
私の博物館シリーズはそのままの1971年だったり、
1973年そのものを目指しているけど、
エリックはボンザーをより良くしたいようだった。
The Mid-length 2+1/ 6’8″x 19-5/8″ x 2-1/2″
Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda
Nakisurf Original Twin-Fins
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「波の芯から乗れたの」
そんな感得があったナッキー。
人生で二度目であるという。
芯からテイクオフすると、
勝手に波のパワーゾーンに運ばれていったという。
私も同板で、
その波の芯から乗ると、
パワーゾーンをトレースするように滑ることができた。
Catch Surf® Heritage Collection 8’6″
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4ラウンドもサーフしたのはひさしぶりだ。
波の芯を意識すると、
すばらしいグライド感に包まれた。
岩場前なので無人だったが、
突然マーくんが割と大きなボードで登場して、
いきなり良い波に乗った。
さすがだと感服していると、
次も極上の波に乗って大満足で陸に上がっていった。
マー君もまたこのクマ・ビーチの東うねりの秘密の数々を知る一人である。
ガォー!
これこそがスマイリー・グリズリーの決まり文句であり、
コミュニケーションの方法だが、
ニコニコ・クマさんと誤謬(ごびゅう)されて、
そこからクマ・ビーチと、
このサーフブレイクの名前が付いたことはあまり知られていない。
ちなみにしょう寅杉本さんの奥方のヨッシーは、
「あ!ベアクロウさんだ!!」
やはり間違えていた。
スマイリー・グリズリー。
どうしてもキャッチーなはずなんだけど…。
本編ここまで。
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【ゴールデンウィーク:ドラグラ特別編】
〈火乃神(火の神)〉の続編です。
第1回目はこちらを↓
火之神
——ベテルギウス
by 夢龍
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その二
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ヤスは、
その光った松を見た瞬間にあることを感得した。
予想通り雨が降ってきて、
そして大雨となった。
月日が経ち、
長い年月が経ったが、
ベテルギウスは、
あいも変わらず暗きままだった。
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ヤスの本当の名前はタキ・ビシだ。
タキ・ビシはあの光る枝から人形を彫りあげた。
角を手や指だけでこすりあげられていて、
それはまるで今にも歩き出しそうなほど、
精巧に、
こころが込められて作られていた。
タキ・ビシの思うところありて、
足の裏に備師(びし)としたためられた木彫人形は、
令和天皇に上奏され、
たくさんの札と共に青龍寺奥院
(しょうりゅうじ の おくのいん)のカラス天狗の下に隠された。
烏天狗(からすてんぐ)
土佐青龍寺奧の院北東側(鬼門)守護神
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時はラカ法王の時代となった。
天下太平にありながら、
全体主義が社会を貫き、
個性が隠されるように奪われていた。
日本の海は、
津波や高潮を警戒させ、
『護る』という名目で護岸工事が進んでいた。
世の中は自然に蓋をすることで潤っていることや、
環境破壊全ての不誠実に法王は嘆いていた。
(三に続く)
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Happy Surfing and Happy GW days!!
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