東うねり70cmの周期9秒。
頻繁(ひんぱん)ではないけど、
たまに美しい波が1〜2本ほどやってくる。
今回のマグヤンの土佐旅でしたいことのリストを見ると、
1.シャッチョさんとしんじょう君とで写真を撮る(須崎市)
2.スカイアンドシー・ムロトで河合さんに会う(プレートランチも)
3.スマイリーグリズリーさんに会って握手してもらう
4.yoiyoさんに行きたい
5.WBPの波に乗ってみたい
そんなことが書いてあった。
Photo by Magu-yan
@tunatunatantei
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なかでもスマグリはんは、
マグヤンにとって真のヒーローだ。
さまざまなエピソードをこのブログで読んでいて、
ひとつはこのバス停のベンチに心が打たれたという。
(巻末リンクを参照ください)
このあたりではバスの運行本数が極端に少ないのと、
待ち時間も長いという。
なので、
乗客(たいていは老人)は、
長時間バスを待たないとならないので、
スマグリはんが自作でこのベンチを作って置いたという。
こうしてハッピーサーファーが中心となって、
すばらしいコミュニティが形成されているのもクマ・ビーチの長所だろう。
千葉の太東岬からはるばる900kmかけてやってきたマグヤンの感動が伝わる作品だ。
そのスマグリはんは、
今日も『ガォ〜」と波に乗る。
乗るだけでなく、
フィンが砂浜に付く、
つまり上陸(ドラグラ語=成仏)まで乗ることを善しとしている。
さすがだ。
Magu-yan on
EC Surfboards 7’2″ Fonzer
.
今回マグヤンが乗った最高の波はこれだろうか。
このまま成仏(上陸)まで88mは乗れただろうか?
「八十八箇所だね」
私がそう言うと、
「空海が見つけた名湯が須崎桑田山にあるのですか?」
そんな質問をしてきた。
私は奥の無人ピークで、
これまた良波に乗ってガォーとやっていた。
The Mid-length 2+1/ 6’8″x 19-5/8″ x 2-1/2″
Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda
Nakisurf Original Twin-Fins
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セクション的に奥過ぎるように見えるが、
みっちりと波壁に張り付いてしまうと、
たいていは抜けてこられた。
こどもの日。
サーフィン研究所所長の中村竜さんが、
息子二人を連れて徳島室戸経由でクマビーチまでやってきた。
上の画像がコウくん9歳だ。
こちらが源(ゲン)。
彼はなんと15歳となり、
スケートボードにも夢中だという。
一緒にサーフするのは、
ヨノピーク以来となる竜くんだが、
あいかわらず健勝で、
さらには上手に波を滑っていてうれしくなった。
岩盤プラス岩ゴツゴツのライトでもボードを波先にヒッティングして、
さすがのターンをしていた。
ちょうど今日はこどもの日だ。
元メジャーリーガーの上原浩治さんが、
子どもの日インタビューでこんなことを言っていた。
「(前略〜)私が野球をしていたときは、
小中学校時代の指導者だった父から怒られた記憶がほとんどありません。
彼はきっと将来、
私がプロ野球選手になるとも思っていなかっただろうから、
好きにやればいいと放任されていたのかもしれません。
でもその結果、
そんな私でもプロに行って、
さらにはメジャーでもプレーできました。
そのことを自慢したいわけではなく、
(子どもの教育に)親が「介入」できる部分は
そんなに多くないということが言いたいんです。
“自分がどうなりたいか”、
“そのために何をしたいか”
を考えて本人が実践するしかないんです」
「主役はいつも子どもたち」
今日が、
そういう思考回路を身に着けるためのいいきっかけになってほしい。
子どもたちには、自分で考えて熱中できるものに巡り合ってほしい。
そして、
時間が許す限り打ち込んでほしい。
試合があれば、
勝つこともあれば負けることもある。
その結果をどう受け止めるかは自分で考えればいい。
それを見守り、
応援できる保護者や指導者であってほしい。
「理想論」かもしれないけど、
子どもの日だからこそ、
子どもが取り巻く環境を見つめ直す時間の一助になってもらえたらうれしい」
野球界も大変そうです。
サーフィンもコンテスト親はこんな感じだ。
【お知らせ】
ビンテージ・サーフTが完売です。
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【巻末リンク:スマグリはんの愛のベンチ】
【巻末リンク*2:ヨノピーク=天皇家の波】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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