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【サーフィン研究所】サーフ・レイライン論(波質は緯度に関係している)_パイプラインの体術_(1368字)

ここ数年で自分にとって、

マンライ(満足ライディング)した場所を点として、

現在いる沖縄南部を線でつないでみた。

関東東海の赤色は千葉と湘南、そして伊豆。

空海由来の室戸岬を緑色として沖縄へつなぐと、

その線上に奄美バックドアがあった。

そしてブルードラゴンと黒潮MLB、

エアポートバンクは奄美カンフルガーデン前を通った。

不思議だが、

これに意味があるのだろうか?

きっと意味はないけど、

こういう線や方角を気にするのは、

平安時代以前からの習わしだ。

私たちは古来より、

太陽の位置や月、

風向き、

地形、

波高と波向きを重要視していた。

太陽が複数の土地をつなぐ線をレイライン(巻末リンク)というのだが、

サーフィンにも同じものが存在しているのだろうか。

すると、

ハッピーサーフィン師範のダニーが、

「波質は緯度に関係しているゾヨ」

そんなことをまるでウメボシ星の国王のように教えてくれた。

(©藤子・F・不二雄先生)

彼的には点でつなぐというより、

地球という球体の緯度によって、

それぞれの基調となる波質が決定されるという論だった。

そのダニー師範は、

とても誠実で穏やかな人柄であるが、

WSLの最高峰、

世界トップ44のCTサーファーだったことはあまり知られていない。

ダニーは競技に疑問を持ち、

コンテスト世界から離れ、

このすばらしいハッピーサーフィンを伝えるべく、

故郷アメリカを離れ、

沖縄にやってきてすでに十数年に渡る隠遁生活をしている。

その間もオリオンのサザンスター等で修行を積み、

多くのサーファーを暗黒面から救い出しつつ、

今日もハッピーサーフィンを説きつつ、

パイプライン・マスターズを見ていたのは、

純粋にチューブライドというものの純度を眺めているようでもあった。

それにしてもパイプライン・マスターズはすごい。

バックサイドとなると、

全身を使って高速滑走するわけだから、

まさに体術だと思えるし、

同時にグレイトサーファーが武術に優れているということもわかる。

呼吸法とか、

火事場の馬鹿力を制御するとかそんなことだ。

私の予測だが、

順当に行けば、

新皇帝のジョン・ジョン・フローレンスと、

この画像のジャック・ロビンソンか、

セス・モニーツの誰かがファイナルまで進出するだろうか。

そして

B面、

つまり裏読みすると、

ケリー・スレーターかカノアが決勝進出と発句してみた。

さて、

話は沖縄に戻る。

ジャイアンとガラさんたちは、

アーバン鎌倉に帰ってしまった。

よってこれは彼らの滞在時のものだが、

「軟骨ソーキがおいしいね〜」

というそば屋に行き、

ほぼ普通の「そば」と、

とってもおいしいソーキをいただいた。

そばがまあまあなのは、

これだけ軟骨ソーキを炊い(煮)ているのに、

スープがそのソーキ由来ではなく、

いわゆる定番というか期待外れだったらだ。

ただ、

上記したようにトロトロに煮込まれた軟骨ソーキにコーレーグースをかけ、

さらにワサビといただくというのが良かった。

ちなみにコーレーグースの語源は、

「高麗胡椒」(コウレイ・ゴショウ)だと思うのは、

沖縄の言葉に当てはめてみたからで、

ウチナーグチ(沖縄語、方言)に詳しい人なら共感してくれるだろう。

【巻末リンク:レイラインの秘密とは?】

【祝】皇紀2680年春分の日_レイライン&太陽道_(1404文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!