新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【サーフィン研究所渾身号】龍王とIZUFORNIA_ラーメンが回す走馬灯_(1476文字)

伊豆を経て鎌倉に行き、

また伊豆に来た。

桜は、

あれからさまざまなドラマがあったようで、

葉桜になりかけていた。

レンズを向けると、

新芽の緑が、

桜のピンクとパステル・コントラストになっていて、

満開より美しいと思えた。

昨日はIRIEサーフ&シーのアッチーこと、

今村厚くんたちとサーフしてきた。

アッチーは、

こんなオフ・ザ・カーブを普通にしているが、

どうやら2ヶ月ぶりのサーフだという。

「ずっと(波乗りの)イメージはしていましたけど」

そんな2ヶ月だったようだ。

昨日は、

遠藤くんのミッドレングスサイズのフィッシュ、

ロケットフィッシュとか、

ビッグフィッシュと呼んでいるボードの初乗り日。

アッチーはIZUFORNIAという派を形成していて、

そのハッピー・サニーという思想に感じいった遠藤くんは、

『龍王』というリーフ&サンド波をうれしそうに駆けていった。

クローズスタンスでスタイルが良いのは、

アッチー仲間のある典型だ。

私は、

1973年のボードで『龍王』波を滑っていった。

最初はラホヤ系の波質だろうと、

浜から目を入れていたのだが、

パドルアウトしてみると、

まるでハワイのサウス・ショアみたいな波質だった。

冒頭の桜が午後の光で輝いていた。

カタサバ先生ならこのことをどう書かれるのだろうか?

とにかく私たちは、

さまざまなサーフボードによる、

多次元的パラレルワールドをこの美しい龍神波から得たようだ。

友、
縁、
土地の神、
波、
過去、
そして「いま」という見失いがちな、
そんな位置をちょっとだけ見つけることができたようだ。
すべてにありがとう。

伊豆出発前もレンバイ、

鎌倉市農協連即売所に行き、

総料理長と時間を過ごした。

野菜から見える季節もある。

法王はテキーラ好きなので、

これをラベル買いしてみた。

メスカルとテキーラの風味が共にあり、

炭酸が弾けるように華やかに散っていった。

悪くはない。

伊豆の前日には、

大好きなカルディに行き、

おいしいものを求めた。

1980年代のフーディ(フーデッド)をレプリカした。

そのフォルムだけではなく、

アメリカの前時代的コインランドリーも、

業務用洗濯機も耐えられる耐久性の高いブランクス『Goat』。

さらに念入れとして、

洗濯ごとに、

少しずつ薄まる(インクジェット)プリントを施した。

するとこのように経年変化して、

40年前の衣類を表現しはじめるのだ。

洗濯10回目程度だろうか。

(この詳しくは巻末リンク*2を参照ください)

「へー、これであの波に乗っていただなんて、
このボードをこうして持ったら信じられないね」

1973年のボードを見て、

きんちゃんこと、

曽根均さんは野村克也さんか、

総料理長ばりのつぶやき戦術だった。

The Sting 1973 / 6’3″ at Minami Izu

.

自称阪神タイガースGMきんちゃんは、

MLBストライキ禍から、

ブライス・ハーパーとマイク・トラウト、

そしてジャスティン・バーランダーのトリオ獲りを夢想されているようだ。

これはきんちゃんの高校大学時代に慣れ親しんだ「大新ラーメン」で、

「藤沢で酒を飲んだあとさ、つい来ちゃうんだよ〜。

ああ懐かしい〜、これこれ、こんな味だった〜〜!」

そんなことをおっしゃりながら、

視線を遠くにやっていた。

きんちゃんはどうやら、

ご自身の青春時代の走馬灯を浮かべているようだった。

春爛漫。

桃桜。

かっぱっぱ~るんぱっぱ~のぼんぴりぴん

↑の詳しくは↓を。

【サーフィン研究所特大号:三部作】小波日の浮力目安_コニャックに漬けたマンダラ・コーヒー_グリズリーベアVS河童_(2222文字)

【巻末リンク*2:サバ手】

【サーフィン研究所特別編】元日に1980年代のフーディ復刻版を発売します!_(882文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!