The Sting 1973 / 6’3″
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ラカ法王と美しい伊豆の波に乗った。
海のように果てしない徳をそなえた法王は、
常にハッピーサーフを願っている。
3月8日はドラグラ記念日だ。
そして、
法王からのお言葉が届いた。
編集部の華厳さんと相談し、
日本のサーフ界が立ち直るきっかけ、
萌芽になればと感じたので全文掲載してみました。
これは私の声ではなく、
デューク・カハナモクの心の声を言葉にしました。
彼の考えは全サーファーの幸福を支えます。
この正しい教えを唱えるサーファーの行いが定着しますように。
さて、
このサーフ界の理不尽とは、
既得権益という魔物に惑わされて、
おろかな行為を行う哀れなサーファーたちや、
行政による護岸という名の滅岸に満たされはじめました。
「護岸」という欺瞞に満ちた、
海岸や自然破壊が止まるように、
金銭欲にまみれた護岸工事を計画する強欲な人々がなすこと、
理解できぬルールを持ってわたしたちを操作しようとする人が、
愛をもってわたしたちの友となるように私は祈ります。
サーファーたちの恐怖がしずまって、
平和な海の上で安らげますように、
笑って楽しめますように。
敬虔なハッピーサーファーたちが、
長く心に暖めてきた願いがかない、
次世代の子どもたちがあふれる砂浜で遊べる良き時代を戻してください。
分け与えるアロハの教えと、
耐えない善行の積み重ね、
ポートラ(フダラク)にいる神よ、
どうぞ私たちをお守りください。
この小さなサーフ世界の遠くに拡がる自然の本質や、
深遠なる縁起と、
ハッピーサーフの教えと、
良い行為には良い結果が、
悪い行為に悪い結果が必ず出るというカルマ(業)の力によって、
わたしたちの真実の祈りが現実のものとなりますように。
サンエーハイツ・ラカン・タタミヤ・チョーゴ・カタセ・サバッツォ
(編集部注:ダライ・ラカ法王38世)
令和4年3月8日
ドラゴン・グライド・プロダクションズ
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【伊豆旅ルポルタージュ】
道の駅好きを公言する私にとって、
すばらしい商品群で構成された店舗がある。
各店はそれぞれの地域の魅力を押し出したり、
アイディアを振り絞ったりしつつ、
集客を誘ったり、
売上も誇ったりしているようだ。
各県別のランキングというのもあり、
そうなってくると、
『旅の駅』とか、
『まちの駅』、
『村の駅』という追従系も登場し、
(追従なのかコピー商才なのかは読み手に委ねる)
道の駅は、
ついに戦国時代の様相を帯びてきた。
私家版ランキングというのがあり、
これは私が行った道の駅限定だと前置きしつつ発表すると、
毎年トップ5に入ってくるのは高知県の『キラメッセ室戸』と、
この『南伊豆湯の花』だ。
なかでもこの保坂さんのお弁当は絶品だ。
(第二段中央)
お写真にはないが、
「ヨコタの燻製」とか、
「冷凍苺」に胸を高鳴らせ、
活気のある物産店らしく、
新入幕の台頭もめざましい。
これがその保坂さんのお弁当群だ。
下の揚げもの系、
焼きそばも捨てがたいが、
私のお目当ては、
上の段左二つに見える「田舎寿司」だ。
けれど、
たいていはお昼には売り切れてしまうので、
開店直後のシゲタマ・アニッチャ(奄美大島。巻末リンク)が、
南伊豆で再登場したようなピカピカ視界となった。
新顔はフルーツサンド。
フルーツとパンを接着させるカスタードがおいしかった。
旬のワカメ。
鎌倉のワカメもおいしいが、
伊豆のも格別である。
石廊崎の沖には深海が迫るのも室戸岬と似ている。
今年は不漁だということで、
その個体数を反映した価格となった金目鯛。
名産のヘラヘラ団子。
ニコニコした伊豆ジローくんを思いだした。
(巻末リンク*2を参照ください)
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【巻末リンク:法王の講演】
【巻末リンク*2:ニコニコ・ジロー】
【巻末リンク*3:ドラグラ文学館、室戸岬】
【巻末リンク*4:ドラグラ文学館、室戸岬2】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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