おはようございます。
今日も雨 60%、
曇り25%、
晴れ15%の含有量なるノースハワイです。
大猫パンダもこんな日は体が重いのか、
やってきたと思ったらこうして寝ていた。
今年は寒い日が多いからか、
毛皮のコートもまだ冬仕様のまま。
波は昨日より少し下がり、
南の秘境ククイグローブ港ブレイクで胸肩程度。
ホワイトハウスはフラット。
闘牛岬は腰サイズで、
「タチアガリが15台もいたぞ」
とフレちゃん友人ファーギーからのレポート。
ミニノーズライダーの日のようです。
そういえば、
ノーズライダーのデザインについて、
潤ちゃんとスカイプ通話した。
彼が言うには。
「ノーズライダーって、
あまりターンしないからフィンの位置って関係なさそうに感じるけど、
実はすごく重要なんだよ?。
でもクリスチャンならそこは軽く調整してきそうだね」
とクリスちゃんの存在を讃え、
「日本の波はさ、カリフォルニアよりも緩慢なので、
そういう波に特化したボードがいいんだよ」
ということだったので、
通話を終えたらすぐにクリスちゃんに電話をし、
それらの確認をしていった。
もちろんクリスちゃんはそういうことを知っていて、
「波の緩慢に関わらず、
どちらにしても初速はライトスピードにしないと、
サーフィンがおもしろくアリマセンカラ?」
とあいかわらず口調は優しく、
真意は鋭い監督ぶりを発揮してくれた。
俺は『サーフボード・プロデューサー』であるので、
こういうブランドばかりならいいのに、とチラリ願う。
でも人格がすばらしく、
技術が世界クラスのシェイパーのドッキーとコールに囲まれているので、
これもありがたいことなのだなあ、
と感じながら窓の外を見ると雨があがったようだ。
悪人格シェイパーのボードは乗りたくありませんから。
料理を作るシェフも同様ですよね。
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ご存じNAKISURFは年中無休であるので、
今日もデザイン各種を行う。
現在とりかかっているのは、
1)深層海水ミスト、
2)3)NAKI印の日焼け止めの成分調整とパッケージデザイン。
4)メッセンジャースタイルのカメラバッグのデザイン。
5)トロピカル紅茶のパッケージデザインをやっています。
未明からずっとやっていたおかげで、
かなり終わってきたので、
製品化されたらここで紹介させていただきますね。
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新作『ファイヤーバード』
のステッカーレイアウトも仕上がってきました。
大が20cm、
中が約9cm、
小が約4cm幅のステッカー群。
これはステッカー屋の提案してきたレイアウト。
これを1000枚刷ると、
大2000、中6000、小8000枚となる計算。
さらにオレンジバージョンを入れると、
「これじゃあ多すぎるね」
と柳瀬と枚数の相談をしていた。
この新作ステッカーは、
5月の終わりに完成予定なので、
こちらも少々お待ちくださいね。
(グリーンルームフェスティバルに間に合えば持っていきますね)
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メールを開けると、
ものすごく重いメールが何通もあって、
それは予想していた通り、
全てD大先生(ドノヴァン・フランケンレイター)からだった。
写真一枚の横幅が3888ピクセルというフルサイズで送ってくるのは、
ダイセンセだけだ。
彼は今メンタワイのリゾートトリップに行っていて、
そこには俺も行くはずで、
去年から予約を入れておいたんだ けど、
これもメンタワイに引き続きドタキャンしてしまった。
その正当な理由はいくつかあるのだけど、
いまそれには触れない でおく。
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長いシングルフィンのカービング。
ライトでやっているということは、
リゾート前はレフトなので、
これは波がないことを意味しているのか。
このボードの完成時にスタッフブログでも紹介されていたな、
と探してみると、あったあった。
2010年04月26日
『DOCのファクトリーでドノバンのクイバーを発見。注目はレトロスタイルシングルフィン』
https://www.nakisurf.com/blog/staff/archives/8916
レトロシングルフィンというのですね。
それにしてもすごいカービングターンだ。
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さらにメールを開いていくと、
きんちゃんからで、
「泰介さんの写真展行ってきたよ。
俺のもあるから見てくれ?!!」
とこのすばらしいショットが添付されていた。
なんと、
このボードは俺がデザインしたもので、
なんだか旧友に再会したようななつかしさがこの作品にはあります。
きんちゃんと、泰介さん。
中央は、
当時(26才)読書狂だった俺にシーナさんの
「武装島田倉庫」を勧めてくださった岸さん。
泰介さんと編集者岸さん、
そして俺のトリオで
「ホットドッグ・プレス」(講談社、休刊中)
や「ターザン」(マガジンハウス)
の取材に連れていっていただいたのは、
今は昔の話であります。
とにかく岸さんは名編集者なんですよ。
キンチャンズの重鎮でもあります。
(D先輩の好敵手!?)
こうして作品の前にBD3を飾っておいてくださる泰介さんのご厚意がここにあります。
後はジャック・ジョンソンだ。
彼は休業中と聞いたけど、
俺的には南島で聴いたブエナビスタとのリミックスがベストなのであります。
こちらは「チームきんちゃん」ですね。
左からカナチュー城島2のケンちゃん、
鴨川グラインダーズのマサルさん、
そして築地ボストンズのナオちゃん。
「こういう場なんだからさ、禁煙でたのむよ」
ときんちゃんはみんなにお願いしていたそうです。
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神ノ島のかたやんからメールがあり、
「HONUを雑誌『ランドネ』に掲載していただきました。
最近は森ガールがキーワードらしく、
この島にもかわいいガールズがたくさん押し寄せていますよ。
時代は変わりましたね?」
ということで、
さらにはNAKISURFの大家さんである
『SOL』の手作りヘンプハットまでも掲載されていて、
これはD大先生のお気に入りの帽子だったことに気づいた。
森ガールかぁ。
かたやんの提唱する
「浜辺ガール」
「渚ガール」
はどこに行ってしまったのだろうか?
まさか美白ブームに巻かれているわけでもあるまいし、
こういうのは「仕掛け」が大事だから、
海と浜がブームになるように仕掛けてくれるプロデューサーを大募集中です。
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ここまで書いてから窓の外を見ると、ピッカリ晴れてきた。
海に行って何本か乗ってこよう。
みなさんもすばらしい週末をお過ごしください!
そうだ、母の日ですね。
すばらしい母の日を。
Happy Mother’s Day!
Ciao!!
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