波が上がった。
今回の「南岸低気圧ぽい」うねりは、
なかなか威力のあるものだった。
6月の神話とまではいかなかったけど、
記憶に残すには十分すぎるほどのものもあった。
Catch Surf® X Nakisurf Special Skipper Fish 6’0”
Nakisurf Original Twin + Vektor VMK (rear)
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嵐は去って、
このすばらしき小さな世界はよく晴れた。
突然、
川端康成さんの『雪国』の冒頭部がよみがえってきた。
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。
夜の底が白くなった。
「掘り起こしデザート」シリーズ第38弾が出たようだ。
この『トロペジェンヌ』というタルトは、
トロちゃんこと、
トロ松くんの親戚でもないのに南フランス出身だと言っている。
「おそ松くん」のイヤミのおフランス出身のように自称であるかもしれなかった。
フランスに詳しい総料理長に聞いてみよう。
けれど、
数年前に掘り起こされた『マリトッツォ』はローマ伝来だという。
(巻末リンク*2を参照ください)
この「マリトッツォ」というお菓子は、
イタリアに詳しい人ですら知らなかったという。
ちょっぴり妙だが、
「新しいもの」を作るよりも、
掘り起こしてしまったほうが説得力があるとわかった。
昨年だったかな、
高知新聞の連載時に楽しみに読んでいたのが、
この夢枕獏さんの『白鯨』だ。
それを読書家のスマイリー・グリズリーと、
令和サーフ界のマット・ジョンソンとされる久保田さんに伝えると、
ふたりは早速それぞれ手に入れてきて、あっという間に読了していた。
のみならず、
読後の感想を華厳さんに求め、
さらなる記憶を焼き付けていたのが印象的だった。
(華厳さんについては巻末リンク*3を参照ください)
先日のサーフ・セッションからの鈴村新くんは、
雪山のジェダイ・マスターだ。
よって、
興奮したケンタから連絡が来るし、
サーファーズ岬の岸さんとの接点ができ、
さらにはアーバン・アイランド・ソシエティの、
ミレイちゃんの名前が出てきたのがうれしかった。
やはり仲間はつながる。
閑話休題。
よく都会と田舎のどちらが良いかと比較されるけど、
土佐の、
特に過疎化エリアの子どもたちの笑顔を見ていると、
どちらが楽しいかは明白だろう。
10年ほど前になるが、
南島(石垣島)に通っているとき、
ガンちゃんバーで飲んでいると、
隣が学習塾で、
なんと夜10時半ごろに小学生たちでにぎわっていた。
このことを聞いてみると、
移住者の親たちが内地(本土)の学力に差をつけられないようにと、
離島の子どもを学習塾に通わせているとあった。
石垣島は都会ではないのだけど、
移住してきたからか、
思考がまさに都会的で、
競争社会を細胞まで植え付けられた都会人は、
それに反省するどころか、
自身の子にまでその苦行を与えていることに、
滑稽(こっけい)を通り越して悲惨にすら感じられた。
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【巻末リンク*2:マリトッツォに似ているのは誰?】
【巻末リンク*3:華厳旭さん編】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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