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【サーフィン研究所】マイク・タイソンのベアクロウ_久保田さんと昼マズメとサーフボード・スタック_(1323文字)

星空しんじょう君@高知県須崎市

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海の色は水色(すいしょく)と書くのだが、

この梅雨入り前がもっともきれな水色だろう。

これが夏になり水温が上がれば、

多くのプランクトンが発生するし、

冬は日照というか日差しがここまで強くないので、

ここまでビビッド(vivid=鮮やか)には見えない。

よって、

海好きにはとってもうれしい季節となった。

岩場前のスマグリはんこと、

スマイリー・グリズリー。

昨日の主役でもあるし、

ハッピーサーフィンを体現する人(クマさん?)だ。

スマグリはんは、

秒速28.8フィート(約8.8メートル)という高いダッシュ力の身体能力を持ち、

得意技ベア・クロウは、

最大1,380ジュールのパンチ力だとされ、

これはマイク・タイソンに肉薄する数字であることから、

そのパワーで波をかきわけていると推察される。

Nacky on The Sting 6’3”

by @hiroyuki_maeda

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1970年代のシングルフィンの傑作とされる

『スティング』でクマ・ビーチのレフトを駆けるナッキー。

トリム由来のラインが確かなのは、

長いボードで経験を積んできたからだとわかる。

The Mid-length 2+1by @hiroyuki_maeda

6’8″x 19-5/8″ x 2-1/2″

Nakisurf Original Twin-Fins

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私はミッドレングスをツインフィン仕様とし、

この美しい斜面を何度も滑っていった。

あえてノーズライドでテイクオフしたのは、

三桁フォーシーマーのパトやんが見えたからで、

彼もまたノーズライドを愛するサーファーだからだ。

岩盤の上のバレルは、

下手をすると流血事件になるのだが、

ワイプアウトしなければ大丈夫といういつもの原則がある。

だが、

ここでサーフするとフィンがギザギザになってしまうので、

できたらフィンレスが良いという結論となった。

夏の楽しみは冷やし中華ということでもある。

券売機では7番の冷やし中華(ゴマ)を押しそうになったが、

8番の冷やしジローのほうがご飯が付いていたり、

ジローという語感やグリーンレモンの誘惑ということもあって、

最終的にしばし悩んだことを思い出した。

総料理長の伝記を書きたいと、

昨日ここで書いた。

じつはもうひとり書きたい人がいて、

それはクワイエットファンクの久保田さんだ。

その久保田さんと一緒に釣りに行くと、

あたらしいメソッドがたくさん出てきた。

やはり伝説人は伝説なりのことがあると、

深く感服した日でもあった。

この日の収穫は、

釣りには朝マズメ、

夕マズメというのがあるのだが、

ハイヌーン、

つまり太陽が真上のときの

「昼マズメ」という釣りのゴールデンタイムがあると知ったことだ。

その久保田さんは、

10フィートサイズのサーフボードを愛する波乗り達人でもあるが、

彼はこうして屋根にたくさんのボードを積んでみたいと夢見ていたようで、

そんなことがかなった日のIGポストに気持ちがうれしくなった。

【巻末リンク:久保田さん主役編】

【サーフィン研究所:特大号】ほぼ完全月蝕_10フィート友人たちの試乗会『なぜ大きなボードに乗るのか?』〈序2〉_(3475文字)

【巻末リンク*2:ベア・クロウとスマグリはん】

【サーフィン研究所】土佐西の仲間たち_(1152文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!