たっぷりの湿気がやってきた。

今年は雨が少なかったので、

『恵みの雨』になればいいのだが、

なにぶんにも自然相手なのでこればっかりは誰にもわからない。

うねりは南東から１ｍ＠６秒程度。

週末予報もささやかで、

そろそろ波も小さくなるようだ。

Catch Surf® Heritage Collection 8’6″

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晴れて曇って、

雨が降って、

少しすれば夏が始まる。

少し前にフルスーツとブーツを履いていたのだから、

海がここまで温かいことを祈るように願っていてから６ヶ月。

長い夏になりますように。

『マクロ』という近接撮影ができるレンズで虫を追いかけていると、

あちらの世界に入り込んだような気がする。

トンネルをくぐり川を渡る。

たったそれだけで世界がみるみると変わっていく。

季節も同じように変わっていくので、

前出したようにこの夏を楽しみに、

そして楽しみたい。

昨年までよくここに登場していた傭兵ジョニーはまだ日本にいて、

冬の北海道を通過し、

宮崎でハッピーサーフィンをしているそうだ。

どうぞ楽しく幸せにお過ごしください。

そんなメールを送った。

Please enjoy and be happy.

たった一本の赤ワイン。

けれど、

これはベンチュラ・セイジとチホちゃんが育てたブドウで作ったワインとなると、

趣（おもむき）が違ってくる。

私が長年住んだサンクレメンテから北にいくと、

ベンチュラ郡があり、

そこには”C（カリフォルニア）ストリート”という西海岸屈指のライトハンダーがあり、

いろいろあって傷みきった私のこころを救ったフィルモア・キャンプが、

そのベンチュラ・セイジ農園だ。

この畑を散歩したり、

収穫時に写真を撮っていた美しい場所だ。

これはワイン用のブドウの収穫時で、

日付を見ると３年も前のことになる。

なるほど、

キナやコータたちもいまからすると、

ささやかすぎるほどに小さい。

変わらないのは大人だけだ。

大人もそうか。

まろやかで丸みを帯びたふくよかな味わい。

ミディアムボディでチョコレート、

ナツメグとバニラ、

熟したプラム、

ブラックチェリーのすばらしい風味があった。

そういえばおいしいメルローって、

心底おいしいものだったと思い出した。

モリモト農園は、

いわゆる砂漠気候に属するので豊富な日照量を誇る。

そこでたわわに育ったブドウは、

シャルドネ、

カベルネ・ソーヴィニョン、

メルロー、

シナノ・スマイルの逸品群だ。

具体的には夏の日中は４０度、

そして日没後は１０度程度まで冷える。

その寒暖差によって育まれたブドウは、

酸と糖分のバランスが良いとされる。

２０１５年に植えて、

２０１９年に収穫して、

昨年の秋に瓶詰めされて私たちの手に届いた。

もしここに私情をはさめるのなら、

つらい悲しい、

楽しい幸せというさまざまな時が詰め込まれて、

輝くようなありがたい味だった。

ありがとう〜。
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【巻末リンク：今ならドラグラ曼荼羅だろうか】

ワイン作りに人生をかけるベンチュラセイジ＿ECサーフボード X デイブ・ネイラー＿大谷翔平のMLBルーキーイヤー終盤＿（１５８４文字）

【巻末リンク＊３：串焼き屋】

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!

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