新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【サーフィン研究所】風と波_滑走への想い_エンゲッツ・パワーランチ景_(1198文字)

『台風』という名前の低気圧からも逸波を出すが、

高気圧と低気圧の呼応というか、

強風からも良波が届くことがわかった。

私はこの天気図を見て、

あれほどの波が出るとは思わなかった。

大きな台風が接近していても、

手前に前線があると、

波がなかったり小さかったりする。

昨日の場合は、

オンショアになる前にうねりだけ届いたようだ。

Tyler Warren’s 2+1 / 6’5″

Nakisurf Original Twin

.

昨日がそんな日だった。

ツインフィンをハイラインにのせてテイルを踏み込んでみた。

その瞬間に何が起きたかというと、

これまでずっと想像していた『滑走への想い』が凝縮され、

同時に時間という概念も圧縮された。

きんちゃんは湘南の『タイスケサンズ』で良波に遭遇し、

じつに7時間もぶっ通しでサーフしたという。

こちらは土佐高知。

セイジ夫妻と一緒にサーフした日はよく晴れて、

いわゆる真夏日だった。

チルベンダーLSを即決購入してくれたベンチュラ・セイジは、

普段のTシャツはXXLサイズなのに、

このGOAT社製ならLですねと、

さすがカリフォルニア在住の目利きを見せた。

サーフ後はパワーランチとなった。

こちらはナッキーが注文したホットサンドセット。

ベンチュラ・セイジは、

——私もそうだが——米国在住邦人特徴の日本食欲求が続いていて、

チリメン丼と焼き鯖寿司を求めてご満悦だった。

チホちゃんは、

サイドメニューが「追いちりめん」と予告されていたので、

チリメン・ホットサンドを変更してドンブリにしたのだが、

いつのまにか焼サバ寿司になってしまい、

ちょっぴり失望した瞬間の画。

シャッチョさんもセイジ夫妻と同様にちりめん丼だった。

そのちりめん丼用のタレを取る際に円月殺法をかまし、

私たちを幻想昭和30年代世界に誘(いざな)うのだった。

The Shacho-san,

who also carries a sense of emptiness,

loneliness, and a sense of destiny and fate.

刀剣好きの私は、

そのエンゲッツ、

つまり「円月殺法」という語感によって、

豊臣秀頼の佩刀(はいとう)『無想正宗』のことを考えていた。

ちなみにこれは「おにぎりセット」200円。

とてもおいしかった。

だが、

ふりかけは別添、

そしてここは地域の自慢物産店なのでこんな量産品の着色タクアンではなく、

土地のものを煮付けて出したらいいのになどと、

道の駅コンサルタント目線になって考えるのだった。

シャッチョさんのエンゲッツに魅せられた一行は、

それぞれのエンゲッツだったり、

円月ポーズを決めた瞬間がこれだ。

©DGP

【巻末リンク:エンゲッツ解説】

【サーフィン研究所:特大号】眠狂シャッチョ虚無円月日誌・Wの決戦_(2827文字)

【巻末リンク*2:ベンチュラ・セイジの円月】

【サーフィン研究所】ベンチュラ兄弟’s エンゲッツ_COME WITH ME最新アップデート_(1837文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!