11月に入ると、
太平洋沿岸では、
東うねりと南東うねりの花が咲きはじめた。
土佐を11時半に出発し、
数時間後には鳴門海峡を横断した。
四国にさようなら。
そしてたくさんをありがとう。
淡路島から見える神戸。
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空海のこと、
土佐の友人たちの顔を思い浮かべていた。
20時に浜松SA(サービス・エリア)で食事、
22時過ぎに駿河湾沼津SAまで到着後、仮眠。
延べ10時間くらい運転しただろうか。
千葉に到着すると、
2mもの南東うねりがあり、
風もオフショア、
そしてどこまでも無人だった。
シギーGと一緒にパドルアウトし、
いくつものバレルを抜けた。
The One / 6’4″ x 19-5/8″ x 2-5/8″
Nakisurf Original Twin-Fins
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千葉はサーフスポットが多いので、
きちんとしたうねりが入ると、
サーファーたちは他のエリアに行ってしまう。
こちら千葉北はうねりが多すぎるのか、
こちらには誰もいなくなった。
具体的には、
勝浦エリアが大混雑だと聞こえてきた。
実際にセットを喰らうと、
かなり長いあいだ沈められる波質だった。
クマ・ビーチのキミくんの表現ならば、
「伊勢エビが10尾突ける秒数くらい波の中に巻かれた」
またサーフしてくるので、
この波の詳しくはまた明日ここで。
さて、
これは土佐出発前のヒトコマ。
具体的には、
私も含めての魚類ファンへの投稿となる。
暑かった季節が終わったようで、
海の中には、
夏に見なかった魚を多く見るようになった。
これはマツカサウオ(松笠魚)。
発光する魚らしく、
生まれてはじめて見た。
そして普段はほとんど見ないか、
いたとしても単独で行動するミノカサゴがなぜか群れていた。
英語だとルナ・ライオンフィッシュだろうか。
群れの一部が海面に上がってきた。
きれいだけど、
攻撃的な魚で、
各ヒレには強い毒があるという。
このミノくんに刺されると、
頭痛や吐き気、
呼吸困難、
発熱、
手足麻痺、
さらには死亡例までありますので、
どうぞお気をつけくださいと、
ドラグラの魚博士タキローくんが教えてくれた。
こちらはガザミガニ。
ご近所の半農半漁の森田さんからいただいたものだ。
私は甲殻類にアレルギーがある。
甲殻類が大好きなうーくんこと、
宇賀くんに写真を送ると、
「夫婦ガザミですね。
これは渡り蟹です。
海水濃度程度で茹でたり、
蒸してもとてもおいしいです。
茹でてから、
身をほぐしてトマトベースのパスタもすばらしいです!
甲羅の側面、
腹部のカニミソも絶品です」
というので、
うーくんに進呈すると、
さきほど「蒸しました」と,
こんな画像が送られてきた。
しんじょう君にもしばしのお別れだ。
土佐のみなさんお元気で〜。
私はこれからしばらく関東をうろうろしています。
どうぞよろしくお願いします。
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【巻末リンク:本日のボードの内情詳細】
【巻末リンク*2:土佐室戸奇譚】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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