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naki's blog

【サーフィン研究所】落ちこぼれの勤勉さとノスブバの季節_(1053文字)

昨晩は寝付けず、

いろいろな想いをめぐらせていた。

JDサリンジャーの1951年作品

『ライ麦畑でつかまえて』の一説がずっと浮かんでいた。

「ライ麦畑のつかまえ役、
そういったものに僕はなりたいんだよ」
“I’d just be the catcher in the rye and all.”

1964年に野崎孝翻訳が出版され、

それから39年後、

村上春樹さんが、

野崎訳に沿った新訳を発表した。

『キャッチャー・イン・ザ・ライ』

”The Catcher in the Rye”

この作家サリンジャーが、

主人公に託して書いた世界は昔もいまもこの社会そのものであり、

また「崖から落ちる」ということが、

世の中からの落ちこぼれの具体だとすると、

「崖から落ちそうになっている自分を捕まえて」

「見つけて欲しい」

そんなことをサリンジャーは書いたのだろうか。

ノスブバこと、

ノース・ブバラカもそろそろ季節となってきた。

この北東うねりの連続が、

岩盤の上に複雑な地形を形成する。

初鰹というのがあるが、

これはまさに初ノスブバだろう。

前田博士が、

「夕陽とリゾートの相対関係について」

そう考察していた。

それからはずっと夕陽のことを考えている。

千葉一宮の夕陽は秋分、

または春分の日に近ければ近いほど、

富士山の後ろに沈んでいく。

霊峰がそびえる夕焼けというのもパワフルに感じる。

娘アニーが、

私の作品が表紙になったものを探しているとあったので、

いつだかのサーファーズ・ジャーナル誌を画像で送った。

思えば、

私はこのペリカン作品でサーフ誌にデビューしたおかげで、

フィルムと現像代はUSサーフィング・マガジン持ちとなった。

そしてアート・ブルーワー、

ラリー・ムーア(フレーム)たちのことを思い出していた。

MLBはヤンキースのキャッチャーであるホセ・トレビーノは、

今年の守備大賞であるプラチナ・グラブを受賞した。

自身の長男(4)の幼稚園父兄参観

「保護者の職業デー」で、

トレビーノはすべての用具を付けて参加したとあった。

きちんと黒塗りの頬、

アンダーウェアにいたるまで試合装備だ。

自分に置きかえてみると、

ずっしりと感動してしまった。

たぶん私はここまでできないと思う。

ちなみにトレビーノは、

球界きっての勤勉家として知られている。

勉強になりました。

【巻末リンク:もうすぐやってくる季節にそなえて】

【サーフィン研究所】滑走というスリル原本_抑制前の季節を楽しむ_(928文字)

【巻末リンク*2:サリンジャーについてもう少し】

【サーフィン研究所:半世紀文芸特大号】キャッチャー・イン・ザ・ライ(ライ麦畑でつかまえて)_(2052文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!