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【サーフィン研究所】バック・ウォッシュ効果_タロジロという単位とは_(1288文字)

「干潮オンリー」

地形が押してきた千葉ジェフリーズは、

干潮をすぎると、

たいていがバック・ウォッシュ祭りとなる。

バック・ウォッシュの波はむずかしい。

なぜむずかしいかというと、

シャックリのようにタプン、

タプンと波の中に海面の跳ねが反映する。

これは「押した」と書いたように砂浜が沖側に押されて、

やがて消失し、

コンクリート護岸がむき出しとなって、

波が跳ね返るという人工物的なことでもある。

Maguyan on

Eric Christenson’s

“The Fonzer” 7’2″

.

干潮を過ぎると、

そのことを知っても知らずとも、

そのバック・ウォッシュが出現し、

やがて執拗になるので、

このあたりは無人となる。

けれど潮によっては、

このタプン効果で良波が到来することもある。

もちろん無人だ。

これは逆転の発想とまでは書かないが、

人と違うことをしたご褒美だとも感じた。

十数年も前にここで、

「逆も真なり」とかいろいろと書いていたが、

波によっては、

バック・ウォッシュは

(サーファーのために)

最大のパフォーマンスを発揮することもあった。

ただサイズが上がりきらなかったので、

質はチューブぽいのだが、

どうにも狭く、

体を小さくすると、

もうほとんどラインは動かせないということになり、

バレルの中をボードとの一体感を持って滑ることはできなかった。

The One / 6’4″ x 19-5/8″ x 2-5/8″

Tyler Warren’s Twin-Fins

.

それでも楽しく、

美しい波だ。

体勢を小さくして穴蔵に入り込んでもみた。

けれど原則的に「狭い」ので、

バレル円弧のどこかが体に触れて失速を続けるものだから、

メイクするのは難易度タロー二つ星という格付けとなり、

楽しさはジロー級Sと評価された。

ちなみに、

タロジロというユニット(この場合は単位という意味)は、

昨今の多様性ということが、

この言葉内にもじゅうぶんに加味されているはずだ。

要は「何でも良い」ということで、

じろう君(左)が常に提唱する

「どっちでも良い」ということでもある。

少し昔のことになるが、

バカボンのパパが、

「これでいいのだ」と提唱していたことを思い出した。

タロジロ単位というのは、

もしかするとそれと似ているのかもしれなかった。

セッション後半、

父ちゃんがやってきて、

マーチャンズで良い波に乗っていた。

父ちゃんは、

前述したタロジロのお父さまであり、

彼らを最もよく知る人類とされている。

このマーチャンズは、

ジェフリーズのレフト側一帯のことで、

少し昔はたんていレフトともされたが、

最近のたいていは、

このあたりの波を待つことをマーチャンズ、

またはもしかしたらノース・エックスと言うのかもしれなかった。

(巻末にリンクしておきました)

タキビ神わりと近影

.

そしてタキビ神は、

「これでいいのです」

そんな大切なことを朝焼けを背にして教えてくださった。

【巻末リンク:マーチャンズについて】

【サーフィン研究所】北東うねり_マンダラ・コーヒーの健康_(1449文字)

【巻末リンク*2:どっちでもいいよ再考】

ある語録1万1千字。「七里ヶ浜1980年」(実名なのでクレームがあったら削除します。それまでお楽しみください)前編

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!