新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【サーフィン研究所】逆真流がつかんだ千葉ポイントブレイク波_一意専心のピナクル・サーフィン_(1107文字)

昨日の千葉北は、

南うねりがベースなので、

湘南よりも波が小さかったと聞いた。

干潮時にピラミッド前に行くと、

ここがいちばんサイズがあるようで、

わりと多くのサーファーたちは腰くらいの波に乗っていた。

私は北側の堤防横の波に目を入れていた。

ここはサイズが半分くらい、

具体的には膝くらいの高さの波があり、

パーフェクトにブレイクしているのに全くの無人だった。

私は上のキャッチサーフ・ヘリテージ86で、

その堤防横の無人で波を待った。

やはりその波は、

ポイント・ブレイクそのものだった。

まさしく砂地のリンコン岬のインサイドのようにも見えた。

そしてすかさずパドルアウトした私とナッキーは、

パーフェクションのロングライドを堪能するセッションとなった。

サイズさえ考慮しなければ、

ここ最近で乗った波ではトップクラスが連発した。

「ポイント・ブレイクみたいだ」

と書いたのは、

堤防の影響というか、

小さなうねりが複合するウェッジと、

堤防側に消失していく片波によって、

南からの波がベンド(曲がる)していったからだ。

(上の赤い線がそのライディング・ライン)

マンライ・ジョウブツ続出後のランチは、

ケセディーヤとした。

だが、

フライパンにふたをしないで焼いたので、

チーズの溶けがイマイチだったことを河合館長に報告した。

ちなみに河合館長とは、

私たちが敬愛する

「おいしいもの研究所」の所長だ。

(一部終わり)

「流行を拝んではなりません。
サブ世界のピナクルたちを拝みなさい」

突然タキローがそう言い出した。

各地のファッション・ピープルたちはそれに従いつつ、

OCEAN誌を読むのに忙しかった。

注釈:

ル・ボン(群集心理学の祖)は、

流行というのは人間生来の模倣性とし、

群集心理における「感染」の結果であるとした。

タキロー(ドラグラ摂政)は、

ファッションというのは、

社会の束縛によるコンフリクトを解消し、

自我を保護しつつ、

抑圧された感情のはけ口とするものだと定義していた。

とすると、

OCEAN誌のエベレスト編集長はその名の通り、

ひとつの時代の頂上(ピナクル)を

閉じ込めることに成功したようだった。

そのころ、

私たちDGP内では、

植草甚一さんの話題に持ちきりで、

ワンダーランドの北山耕平さんのこと、

消えない虹という思想のアウトプットだと絶賛されていた。

植草甚一時代をよく知るという華厳さんは、

カナダ帰りのT氏と、

「かもめのジョナサン」の話題で談笑しているのだった。

【巻末リンク:そのOCEANS誌のこと】

【テクニック編&特大号】OCEANS&ノースハワイ_高間教授が家族で向きあうサーフ原風景_もしリーシュが切れたら?_ケリー・スレーターのウエイブプールが木更津北ICに!!_(3023文字)

【巻末リンク*2:サーフィン研究結果】

【サーフィン研究所】インパクト・パドル_茂原のSOUL VACATION_(982文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!