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【サーフィン研究所新年特大号】養浜のススメ_消波ブロック猛反対!_(1377文字)

昨日の関東地方は、

よく晴れた元日となった。

調べてみると、

全国各地もおよそ晴天だったとあった。

いわゆる

「麗(うら)らかで、天下太平な正月」

となった。

西風ベースなので、

千葉北のサーフスポットは、

すべてオフショアとなった。

うねりは小さく、

およそ腰からたまに胸程度。

さて、

正月料理というのは、

「作物への感謝をこめ、神さまにお供えものをする」

ということで、

1000年前ごろ日本で始まった。

「お節(せち)」のことだ。

この起源を求めると、

「節会(せちえ)」

という宴の際の料理だという。

けれどそれまでは宮中でのできごとで、

庶民は、

——160年前——

江戸時代後期になって、

ようやくお節を食べるようになったという。

NAKISURF千葉は、

5日、

10時から営業いたします。

本年もどうぞご愛顧のほどよろしくお願いします。

NAKISURFのロゴは、

たいてい鳥由来であり、

これは一富士二鷹から来ているのかはわからないが、

とにかく鳥型がベースである。

この紀の川の吟醸酒もまた鳥を前面に出していた。

いわゆる二鷹のお屠蘇でしょうか。

【大切なこと:新年のおさらい】

ジェフリーズの駐車場というのがあるが、

現在、

その北側のほとんどは、

新型消波ブロック(テトラポッド)で埋め尽くされている。

いったいこれらをどこに入れるつもりなのだろうか?

日本の子どもたちにとっては、

ブロックが浜を埋め尽くしている風景が当たり前だが、

本来は違う。

海岸は、

2〜50年間くらいのスパンで、

浸食と拡張を繰り返していて、

それを人間が「領土保護」という目的でコンクリート詰めにしているが、

実際それは「おこがましい」行為なのでもあり、

逆に首を絞める行為だと、

土佐の西村さんという防災士が書いていた。

(巻末リンクを参照ください)

防災スペシャリストの氏によると、

津波災害の際には、

これらコンクリート・ブロックが転がって民家等を破壊するという。

実際にジェフリーズ以北は、

こうして砂浜がなくなっている。

この海岸堤防は、

見えるだけで数kmあるので、

数十兆円規模の工事費がかかっていると試算した。

実際にこの護岸(滅岸です)が役に立つどころか、

こうして浸食をさらに加速させている原因となっている。

しかもこれは全て国民の税金でまかなっている。

不要な護岸工事をなくすだけで、

税率は低く抑えられるし、

うまくすると、

国民健康保険が無料ということにもなる。

けれど政治家たちは、

この縦割り行政をうまく使って、

長年に渡って巨大護岸工事を次々へと発注し、

つまりは票田確保と保身業(リベートもある)に忙しい。

いつかもここに書いたけど、

このブロックではなく、

他国の例のように砂を入れたらいいのに。

(巻末リンク*2を参照ください)

この砂山が次々へと、

消波ブロックとなっていくのを見るのは、

ある意味で国民にとって恐ろしすぎる怪談だろう。

元日のエックスは、

人影まばらで、

というより他に数人がいるだけで、

全くのプライベートビーチだった。

冒頭に書いたように

私たちは、

この上ないほど「麗らかな日」を楽しんだ。

【巻末リンク:防災士による消波ブロック災難告発】

【サーフィン研究所重要特大号】アンディ・ジョーダン_テトラポッド設置は国家予算並_(3493文字)

【巻末リンク*2:養浜について】

【サーフィン研究所:環境告発号】真実の護岸_(1926文字)

【巻末リンク*3:いまだ工事が撤回されない奄美大島】

【告発】嘉徳海岸を護れ!_(2529文字)

Happy New Year and  Happy Surfing!!