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【サーフィン研究所】大丈夫なふりをしたボードサイズの夢グルテン_(1188文字)

by Kei Kojima

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総料理長がいて、

とてつもなくおいしいものを食べていた夢を見た。

例によって、

夢の記憶はたぐればたぐるほど、

気化するように失われていくが、

小麦粉を水でこねていくように、

グルテンのようにおいしい記憶だけが残った。

Catch Surf® Heritage Collection 8’6″

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先日63歳のサーファーとお会いした。

グッド・サーファーだ。

お話をしてみると、

これまでショートボード以外に乗られたことがないと言う。

折からの小波、

セットで腰くらいだろうか。

「ぜひとも大きなボードで波に乗ってみてください」

と話は進んだ。

けれど、

氏はあまり大きなボードに乗りたくはなさそうだった。

「波が小さい日こそ大きなボードが楽しいです。
ショートボードで波の芯からタイミングよく乗って、
短い半径でビシュッとやるより、
大きなボードで波の始まりからテイクオフして、
長距離をグライドするのはおもしろいですし、
サーファーとしての鍛錬になります」

そう言えなかった。

じつは、

私も昔は「大きなボード」に抵抗があった。

大きなボードは重く、

鈍く、

遅いと思っていたけど、

実際に大きなボードに乗ってみると、

これがものすごく速い。

しかもかんたんに見えるが、

テイルを踏んでからターンしたり、

レイル加重して、

波壁をトリムするのは達人の響きがあった。

例えば、

和食をショートボードに例えると、

「大きなボード」は、

洋食と言えるだろうか。

とにかく世界が拡がる。

ロングボードではなく、

大きなボードと書いたのは、

「(サーフ業界が)ビジネス的にカテゴライズした言葉」

を使いたくなかったからだ。

例えば、

9フィートからロングボードというのだけど、

体が小さい人ならば、

8フィート台でもじゅうぶんロングボードの感覚だと思う。

なので、

実際には大きなボード、

またはショートボードというくくりで良いように感じている。

しんじょう君が店長のローソン。

たしか「しんじょう君は左利き」のはずだが、

ぬいぐるみは右手が上げられてパックされていた。

アンテナ店というか、

店長がこうしたのだろうかと、

しんじょう君の親方であり、

日の丸印の須崎市広報部に進言しようと思ったが、

止めておいた。(笑)

そんなことを言わないのは、

当たり前なのに、

このごろは他人からやんや言われるので、

何かと密に考えてしまう。

ツタヤに行くと、

こんな「心」コーナーがあり、

さまざまな文体で疲れた心を癒やそうとしていた。

「大丈夫なふりをした」

こんな人は私の周りにも数人いるので、

これは決して大げさなコーナー展開ではないのかもしれない。

【巻末リンク:大きなボードへの啓発】

【サーフィン研究所特大号】10フィート友人たちの試乗会〈序〉_(1260文字)

【巻末リンク*2:総料理長としんじょう君日】

【サーフィン研究所】麗らかな三桁フォーシーマーのしんじょう君vsエンゲッツ_総料理長の味圧_(1188文字)

Happy Surfing and  Happy Lifestyles!!