〜5号までのあらすじ。
1970年代、
フォード・ランチェロに乗り、
ノースショアに住む主人公は、
タウンに向かう途中で知り合いの美女と会い、
一緒にタウンに行くことになった。
彼女はいまマウイ島の北海岸にひとりで住んでいるという。
「ホキーパでサーフしているの?」
「たいていはね」
「いまどんなボードに乗っているんだい?」
「なんでも。好きなのは8フィートのボードよ。
でもね、少し大きくてかわいい形をしていればそれがいいわ」
「ほう。なかなかの嗜好だね」
「そう?」
「そうさ。じゃあワイキキでサーフしようか?」
「ボードはどうするの?」
「レンタルボードがあるさ、クイーンズをデューク気分で乗りたいね」
「わたしはプリンセス・カピオラニとするわ」
「それがいい」
(7に続く)