台風13号。
関東地方直撃かと思われたが、
熱帯低気圧となってやってくるという。
波というより、
雨がすごく、
NAKISURFから10kmほど内陸にある茂原市では、
例年では一ヶ月雨量の約1.6倍にあたる374ミリを超える猛烈な雨が降った。
もちろん観測史上初のことだ。
よって茂原市役所横の豊田川が氾濫し、
道路などが冠水、
水没して上のようになった。
氾濫したこの豊田川は、
ジェフリーズ横の一宮川に流れ込むので、
心配になって雨が止んだときに見に行ってみると、
このようにあと少しで満タンというかあふれるところだった。
しかも干潮は、
翌日(本日)6時半までやってこないこともあり、
避難支度を始めた。
雨はそれからも断続的に降ったが、
くだんの、
線状降水帯のように降らなかったので事なきを得た。
NAKISURF前の田も側溝もあふれていたので、
もし川が決壊したら、
このあたりも大変なことになっていただろう。
人口9万人の茂原エリアは、
2019年にも大浸水したところで、
これまで危機回避の工事がなされていなかったことに驚かさせられた。
あれから——この4年間にかけて、
震災対策として、
ここ(海)には、
全く意味のないテトラポッドや堤防をあれだけ積み上げたのに、
氾濫履歴のある茂原には、
政治家と護岸工事会社との癒着が少ないのか、
なかなか工事予算が出なかったのか。
海岸にくらべて、
内陸工事のエリアは小さいので、
誰かがおいしくないのだろうか….。
市民町民にとっては、
全く意味がわからぬ行政とここに公表しておく。
台風の規模で考えても、
年々勢力が強くなっているので、
熟考というか、
これは当然のように考えていただきたい。
いくら書いてもきりがないのでひとたび終える。
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Photo by @supertakibishiyasu
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これはタキビ神が撮ったものだが、
台風13号の波はそこまで上がらず、
陸から吐き出されたゴミが大量に海に流れ着いている。
ビーチクリーンの出番だが、
この膨大さでは、
個々や団体単位でやってもなかなか進まないだろう。
これも行政が、
市民国民のためにきれいにすべきだと一筆置いておく。
NAKISURFの近所に、
大型店であるツルハドラッグが開店した。
店内で目立っていたのが
「かゆみ」系の塗り薬だ。
季節柄で虫刺され、
クラゲ等あるが、
薬品業界ではかゆみが儲かると、
最近はありとあらゆるα(アルファ)とか、
EX類が発売されている。
そのまま売り場を見ていくと、
筋肉痛や肩こりも製薬業界の新境地らしく、
なんと1万円の錠剤もあった。
痛みに関しては、
以前にメジャーリーガー、
ダスティン・ペドロイヤがインタビューでこんなことを言っていた。
「全身痛いよ。毎日どこも痛い。
声も出ないくらいとても痛い。
けれど痛いと知らせたらゲームに出してもらえない。
もし代役が活躍したらボクはお払い箱になるかもだから、
痛いとは引退まで言えなかったんだ」
これを聞いてから、
私も痛いということを止めた。
なので、
今日もどこかがかなり痛いが、
誰のお世話にもならずに、
もちろん薬の助けも借りずにサーフしている。
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【巻末リンク:2019年の災害】
【巻末リンク*2:美しい一宮川】
【巻末リンク*3:おまけリンク】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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