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【サーフィン研究所】Please tell me who I am_全体主義崇拝世界について_(1369文字)

1978年、

ロジャー・ホジソン(Roger Hodgson)が書いた

The Logical Song

を聴いていた。

(楽曲は巻末に)

元々歌詞は知っていたが、

あらためて読んでみると、

自分のおかれている状況とシンクロナイズし、

こころが打たれた。

それはこうだ。

When I was young
It seemed that life was so wonderful
A miracle, oh it was beautiful, magical
And all the birds in the trees
Well they’d be singing so happily
Oh joyfully, oh playfully watching me
若かったときは
すべてがすばらしかった
奇跡のようで、美しく、魔法のようだった
木々の鳥たちは 楽しそうに歌い続けていた
 喜びに満ちて、ぼくを見てうれしそうだった

歌詞はこの後。

「They(彼ら)」がぼくの前にやってきて、

「勉強」や「社会」を強制し、

一人前の大人というか、

平均的なひとつの形にしようとする。

心の奥底にある深い疑念、

下に書く全体主義への招へいがあり、

Please tell me who I am〜

「ぼくは誰なのか教えてください」

と自分自身を叫ぶように楽曲は終わる。

I say now watch what you say
Or they’ll be calling you a radical
A liberal, oh fanatical, criminal
Oh won’t you sign up your name
We’d like to feel you’re acceptable Respectable,
oh presentable, a vegetable

発信に気をつけろ
ドラグラ派と呼ばれるぞ
リベラル、
マニアック、
犯罪者(になりたくなければ)
入会してくれるかな?
私たちはあなたを受け入れたいんだ。
「尊敬に値する」立派な右向け右の全体主義の会に

この曲に心を打たれた背景には、

最近とくに感じ始めた全体主義への不信感がある。

彼ら(They)からしてみると、

違うボードに乗っている(体積、フィン等々が違う)

楽しそうにサーフしている(真剣勝負だ。笑ってやるんじゃない)

HOW TOにはない乗り方をしている(テクニックがない。NSAをなめるな)

隠している場所を教えるな(大切にしている場所なのに)

こんなことが気に障っているのだろう。

「大切にしている」とはよく聞くが、

結局は自分たちだけでサーフしたいだけで、

既得権益を持つ人を後ろ盾にしつつ、

私の「違うこと」をあげつらえて、

それを法としてこちらに向かってくるからタチが悪い。

おかげで各地で悪者だったり、

嫌われ者扱いされているので、

この歌詞が胸にしみたのかもしれない。

さまざまが変わっていくように、

このばかげた全体主義崇拝世界はもうすぐ変わります。

(変わるかな?)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!