新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【クリスマス・スペシャル大感謝号!】18年目のありがとう!_(1881文字)

NAKISURF_merry2

メリークリスマス!

ここ最近は、

イリエで長いライトに乗っている。

イリエの南横がジョー、

そしてピラミッドと続くが、

タキビ神はピラミッド好きで、

長いレフトがやってくるということがその理由だ。

明日はノース・ジュクオンに行こうと思っているのは、

南うねりが入ってくるからに他ならない。

イリエと、

「ほんたうのイリエ」でコスモス・クラシックに乗ったマーちゃんは、

「これ、推進力がすごいです!」

そんな2時間を過ごしていた。

ちなみに「ほんたうのイリエ」とは、

イリエのインサイドのことで、

たまに信じられないほどのサイドウェーブがやってきて、

膝波100mパーフェクトという記憶を残す。

釣り関係では、

稀代の天才と呼ばれるマーちゃんは、

ウェットから防寒具に着替えた後(のち)、

10フィート・ロッド

&3000番のシーバスタックルで、

大ヒラメをフッキングさせていた。

こちらはバリのヤマザキさん。

彼はジョーでサーフ200分後、

トップでメーター・シーバスを狙っていた。

なぜみんなシーバスを狙うのかというと、

波を待っていると、

目の前を大きなシーバスが跳ねる。

これはきっとシーバスが、

小魚を捕食しているだろうと、

バス釣りマスターたちの食指が動くというわけだ。

千葉はこんな季節になった。

クリスマスの*アイロニーでもなんでもないのだが、

コスコ(Tは発音したくない派。Costco)のフードコートに行き、

スライス・ピザとホットドッグ、

さらにクラムチャウダーとソフトクリームを食べた。

(*アイロニー=反語、逆説、皮肉、無知をよそおったこと)

ヤングだった私世代ならば、

クリスマス・イブとなると、

ティファニー・オープンハートのプレゼント、

赤プリとか苗場リゾート、

高級クリスマス・ディナーの文字が並び、

ジャパンのヤングカップルの狂騒というか、

とんでもない日となっていた。

ボクはそんなことができないこともあって、

クリスマスが嫌でたまらかった。(笑)

こんな風潮なんかなくなればいいのにと、

クリスマスは*グリンチ状態だった。

けれど、

不景気になったのか、

平成あたりからそんなことはなくなった。

*グリンチ( Grinch)は、

ドクター・スース作の、

クリスマス嫌いのひねくれキャラ。

イエス・キリストの誕生を祝う祭がクリスマス。

このお祝いの日は、

NAKISURFの誕生日です。

2005年から始まったNAKISURFは、

本日ついに18歳となりました。

2022年4月以降、

成年年齢がこの18歳なので、

ナキサーフは成人ということになりました。

すべては、

「NAKISURFを支えてくださっている方たち」

があってのことです。

画面上ではございますが、

ここに厚く御礼もうしあげます。

ありがとうございました。

18年前、

NAKISURFはスタートしました。

それまでは、

インターネットでサーフボードを販売していなかったので、

ウェブページ構築に立ち向かい、

600時間くらい費やして形にしました。

そして2005年、

NAKISURFの開店はクリスマスとなり、

その夜にお客さまから初のご注文メールが届き、

それからはずっとみなさんに支えられています。

創業当時のテーマは、

「サーフィンの持つすばらしさを伝え、

そのライフスタイルを構築する」

そして今は、

“Happy Surfing”

『楽しいサーフィン』

そうやって、

一言にまとまりました。

赤ちゃんだった「NAKISURF」は、

成人となり、

美しい波に乗ることのすばらしさを、

すばらしいライフスタイルの提案をしていきます。

風が創った

「波」に向き合うために夜明け空に祈る。

30年前まで私は、

競争するサーフィン世界にいました。

けれど、

本来のサーフィンのことを突き詰めて考えると、

競争よりも協奏、

そして、

「自分と向き合うこと」

だと感じるようになった。

で、

サーフィンは、

競争ではないことをお伝えしています。

己(おのれ)の小ささを知り、

美しい波の日は、

心がふるえるような感動を得る。

威力のある波でワイプアウトをすると、

瞬時に海に吸い込まれ、

無数の泡に包まれ、

そこから光を目指してユラユラと浮かび上り、

新しい生を得る。

私たちは波に乗るために息をし、

食べ、

休み、

そしていつかやってくる「その波」を想っている。

「波乗道」は生きる道しるべ。

それぞれの道がありますが、

「夢を追い続けよう」

ということを再び感じた日です。

これからもNAKISURFをご愛顧たまわりますよう、

どうぞよろしくお願いします。

2023年12月25日

NAKISURF主宰 NAKI/船木三秀

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!