Cosmos Surfboards Classic ８
.
低気圧が連続して通過すると、
以下のようになった。
どうやらきっとタマサキ浜は、
すっかりと深くなってしまったようだ。
副詞や助動詞を多くしたのは、
私が持つ不確かな断定を表したかったからに他ならない。
（またはまだそうだと決めたくはないのかもしれない）
画像はジョー。
名の由来は、
海水浴場なので末尾型でジョーとなったようだ。
（タキビ神命名）
ジョーは、
このようにまだ少しバンク（砂州地形）が残っているが、
ジェフリーズとモニースは１ｍ＠７秒あたりのうねりだと、
もはやほとんどブレイクせず、
うねりの筋のみが見える。
どちらにしても大きなボードがあれば楽しく乗れるだろう。
私たちにはどうにもならないのが地形だ。
地形は、
嵐によって良くなることもあるし、
このように砂州を取り去ってしまうこともある。
過ぎ去ってしまったむなしさというか、
寂しさにも似た気持ちでいると、
源氏物語の「松風」にあった一節を思いだした。
身を変へて一人帰れる山里に聞きしに似たる松風ぞ吹く
文学に寄るのは、
このページを読んでくれている人が、
文芸的なものを望んでいることがわかったからだ。
ただ毎回文学だけだと、
ひたすら学術的な内容になってしまうので、
今日は、
「文章が好きなサーファーにむけて」
ということになる。
Cosmos Surfboards TheOne６’４”
Original Twin + Twinzer
Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda
.
少し前のタマサキは、
東向きの急浅の砂州がまっすぐあった。
よって、
南東うねりだと、
このような速いライトがギリリと出現していたのだ。
季節は移ろうように、
波も移ろうのだろう。
真正タマサキ（玉前神社の真東）のメインスポットである
ジェフリーズとモニースはしばらくお休みだ。
グッドニュースとしては、
海水温が上昇していて１７.４度だとあった。
ブーツを脱ぎつつ、
２ｍｍのフルスーツでも短時間なら入っていられる。
短時間とは９０分くらいだろうか。
こちらは泪橋ジム出身のガッキーさんだ。
先日のレガロを通過し、
＊SF小説『デューン/砂の惑星』のポール・アトレイデスではないが、
“サーフィンの未来が視えました”
ガッキーさんはそう教えてくれた。
＊フランク・ハーバート１９６５年
ガッキーさんのそれからは、
人生のすべてがサーフィンとなったという。
そして最大のライバルであり、
敬愛すべきミッドレングス・マニアのクボッキーさんがいて、
サーフィンの魅力とともに人生観を問いかける物語を日々展開しているので、
ここに鋭意紹介する運びとなったのだ。
閑話。
開店直後にフードコートに行くと、
すべてのお店がエンプティだった。
広々とした空間がありがたかった。
世の中は、
いまだにラーメン・ブームらしいが、
私はそのことに少し冷ややかである。
スナック感覚のラーメンが好きなのと、
流行にはなびかないぞと常日頃から思っている。
キン肉マンのイメージは牛丼だけど、
このトンカツ屋はカツで勝つと打ちだした。
さすがである。
何を食べようかとしばし悩んだが、
鶏だしのつけ麺をいただくことになった。
それはとてもおいしくて驚きつつ、
けれどいつかどこかで食べたものみたいで、
まるでコピー風味だとも感じた。
それもそのはず、
こういったお店では日に数千食をさばかねばならず、
さらにはチェーン展開の常で味を各店平均化させるべく、
スープなどはセントラル・キッチンで大量に調理済みなのだから当然だろう。
よく考えると、
前述したスナック・ラーメンもコピー食品の権化みたいなものなので、
私は論点を失った気がした。
□
【巻末リンク：レガロ・デイ】
【巻末リンク＊２：モニースのわりと近い過去】
【サーフィン研究所】東北東２ｍ１０秒のうねり＠モニース＿ロンハーマンでハービー・フレッチャー個展！＿スカシーのお札＿（１５４９文字）
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
◎
