昨日の九十九里、
玉前神社前付近モニースが、
極上かつ甘美なビーチブレイクとなった。
たぶんきっと、
このあたりはすべて良い波だったのでは?
そう思えるほど、
威力のある「うねり」がひっきりなしに届き、
「うねり」同士が重なってはダブルアップしていった。
波の素性を知りたく、
ウィンディ・ドットコムを見ると、
低気圧を示すらせんがあった。
次に天気図を見ると、
列島の東にある、
北北東に進む低気圧からのうねりだとわかった。
ちなみにブイ計測は、
160cm@9〜10秒。
昨日の東南東から
今朝までに東北東と向きを変えつつ、
強く波を出しているテイキアツ982くん。
長い波は、
どこまでも乗って行けると錯覚してしまうほどだった。
実際にリンコン岬(カーピンテリア)とか、
教会岬(サンクレメンテ)、
海賊岬(ベンチュラ)を思い出すほど、
長い斜面が千葉九十九里に出現した。
Cosmos Surfboards TheOne 6’4”
Nakisurf Original Twin-Fins
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撮影後、
さらにうねりは強くなっていき、
たまに来る大セットの、
クロスオーバー・ドレイナーなどは、
テイクオフへの決意が必要なほど、
斜面は切り立ち、
ボトムが暗がりとなったほどだった。
先日完成したツインを付けてサーフすると、
ターンが軽快かつ、
やたらと安定していることに気がついた。
そんな魔法は、
このボード『TheOne』のボディの一部として、
エンスー前田博士がデザインしたからだとわかった。
エントリーエリアから入った水流が、
フィンの先端部分から抜けるのだろうと推測した。
よって、
ひさしぶりに波先にボードをヒットさせる愉楽を味わうことができた。
エンスー前田博士は、
ロックな人でもあります。
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【お知らせ】
昨日からインスタグラムがにぎやかだ。
私にタグ付けされたものがあったので、
見ると、
ドラグラのタキローのゴッドファーザーである
『ハービー・フレッチャー』関係のものばかりだった。
そういえば、
ハービー個展がこの春に東京であるかもと、
企画段階から聞いていたアレかもしれない。
「タイミングがありまして、
こちらから指示するまでこのことを公表しないでください」
そんな達しだった。
デイレクターのタキローに連絡すると、
「言い忘れていましたが、
解禁です。
鮎でもトラウトでも釣ってください」
ということだった。
まずはオープニングパーティの案内を。
解禁アナウンスをすると、
ドラグラ皇帝であり、
フレッチャーDNAの祖ハービー・フレッチャーの
『TAKE FIVE』展が、
ロン・ハーマン渋谷千駄ヶ谷店で、
夕方ごろから開催される。
ハービーの作品は、
ジュリアン・シュナベルですら敬服するほどのパワフル・アートだ。
心の準備もしていただきたい。
ドラグラ通信としては、
会場のロンハーマン千駄ヶ谷店では、
エントランス・フリーのレセプション・パーティがあり、
それが19日金曜日、
午後7時からなのでよろしければぜひ。
ドラグラからは前述したタキローはもちろんのこと、
ラカ法王、
聖式カルちゃん、
しょう寅杉本さん、
そしてハービーの息子クリスチャン・フレッチャーも参加するので、
ファンにとっては見逃せない日となるだろう。
【お知らせ2】
スカシーこと、
スカイアンドシー・ムロトの渾身札が発売となりました。
目標380種だそうで、
初回版をキラメッセ室戸で絶賛発売中です。
ご質問は
インスタグラムDMへ:
@sky_and_sea_muroto
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【巻末リンク:6年前の海賊岬】
【巻末リンク*2:エンスーラボ博士】
【巻末リンク*3:6年前のハービー皇帝】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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