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マンダラ・コーヒーの６月ラベル。
work at a different speed.
「演奏しない音楽家」
と自称するブライアン・イーノのOblique Strategiesからの言葉で、
「違う速度でも機能させろ」
だと意訳した。
Photo by @supertakibishiyasu
.
ならば、
サーフしているとき、
違う速度でも機能できるようにしてみた。
すると、
３本もの３００ｍライドを得て、
その内の１本は浜の端から端まで乗れ、
一緒にサーフした法王を驚かせることになった。
その話をタキビ神にすると、
彼もまた３００ｍライドを得て、
それを見たナッキーが感激していた。
この後オン父さまがやってきて、
Ｋさんも波の良さに驚いていた。
潮位１０ｃｍ台のマジックだと自身に記憶した。
これは別日。
総料理長はデュカスの愛弟子だが、
それを継ぐべく、
「ソーリョーリチョーの十大弟子」がいる。
その１０大弟子の一人、
青木ショーネンは、
フランス語でオードブル （フランス語: Hors-d’œuvre、オルドゥーヴル）の天才で、
たゆまぬ工夫と智慧が活かされているという。
ショーネンとヒナちゃん。
ふたりは一緒に波に乗った。
ショーネンがライトに走り、
ヒナちゃんがレフトにナチュラル変化した。
マリアノ・リベラのカッターを思い出しつつ、
配置換えをすると、
お互いは接近することはなくなった。
それからすぐに二人は開眼し、
エックスの美しい波にたくさん乗るのだった。
ヒナちゃんは、
私がいくつか持つメソッドの一つで開眼し、
「波に乗る」という瞬間がわかったようで、
たった数十分で信じられないほど上手に乗れるようになった。
青木少年も上達めざましく、
１０フィートでバシバシとテイクオフし、
５０ｍライドの数々を締結（ていけつ、ジョーブツ）していた。
けれど、
うれしくてあまりにも乗りすぎたようで、
この３８分後には体がもつれはじめた。
ナッキーが推測するに、
中央線とパレスホテル６階にある
名門「エステール」での立ち仕事によって、
ショーネンの股関節が固まっているようなので、
「ほぐす」習慣をつけるといいとアドバイスした。
エックスにはスペシャルな場所がある。
これは地下水をくみ上げて、
ヨウ素を取る工場の排水だ。
排水とは聞こえが悪いが、
温かい地下水、
この陽気によってさらに温度を上げているので、
こここそが秘境ヨード温泉となっていた。
弟子たちのサーフ後は、
ここで体をほぐした。
その後、
エンスーラボに行くと、
先日乗った１０’２”マジックボードのプレシェイプがあり、
これによって前田博士の存在が大きく浮き上がり、
さまざまに感謝するのだった。
コスモス・サーフボードでは、
ザワン各種、
クラシックの７フィート、
８フィート、
７’６各種がプレシェイプを終え、
本シェイプの待ちに入っていた。
美しいプレシェイプは、
マジックボードの基になる。
前田博士は、
このフォルムを手に入れるまでじつに数十年の月日を費やし、
いまもなおマジックボードにかける執念というか、
冷静かつ強靱な精神力がある。
そして、
たったひとりでサーフボードの行程全てをこなす日々の健康がある。
これはグラッシングを終えたクラシックＣＥ８０で、
私は、
７フィートという長さに感激してしまった。
この長さのボードならば、
強波系からジロバンニまで乗れますねというと、
博士はギンサバにはあまり興味がないようだが、
音楽家でもあるので、
ジロバンニという音が気に入ってくれて、
愛想笑いをしてくれたのがうれしかった。
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【巻末リンク：エンスーラボ】
【サーフィン研究所】タキビ神とピラミッド波のアッチェレランド＿エンスーラボ＿ハマグリとケルナー、そしてフィッシュゴッド＿７４歳のビリー・ジョエルに７２年前のカバヤ児童文庫＿（１２６０文字）
【巻末リンク＊２：シャッチョさんのザワン】
【巻末リンク＊３：サーフボード研究所＝エンスーラボ】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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