昨夕の波が特筆すべきもので、
たった70cmの波高が、
小波ならではのマジックというものをかいま見た。
膝あるかないかのセットは、
沖にある浅いサンドバーでピークし、
そのままセカンド・セクション、
そしてサードからのボーナス、
さらには、
「ジョウブツを超えた本成仏」
という概念まで浮かび上がらせた。
およそ200mはある遅速の、
遙かなる波に乗り続けた。
気温28度、
海水温は22度はあっただろうか。
ちなみに私は、
トランクスとTシャツのサーフ・ウォッシュスタイルだった。
これは別日。
NAKISURFには、
龍の化身がやってきて、
写真を撮ろうとカメラを構えたが、
どこかにいなくなった。
すると、
龍さんが現れ、
さらにはもう一人の龍さんまで登場したので、
まるで宮崎駿作品が現実になったのかと驚いた。
昨日は都内に出たのだが、
電車が遅れに遅れて、
東京駅まで2時間半もかかった。
通常は東京駅までは快速で80分なので、
かなりの遅れになったが、
仕方がないこともある。
ファースト・ストップは小田急世田谷代田駅。
前出した遅延の関係で、
千葉を出てからじつに4時間も経過しての到着だった。
ここでは若と、
フードについて、
さらには法王のこと、
食と音楽フェスのこと、
土佐食の旬について深く話した。
少し時間があったので、
代田から中野に出て、
ブロードウェイを巡った。
詳しく書くと、
膨大なのでかんたんに進むと、
最近のブロードウェイは外国人だらけになって、
よって価格がはね上がり、
店員の感じが良くなり、
日本人向けの店が閉店し、
その代わりに腕時計屋だらけになった。
ただ、
外国人には言葉の壁というものがあるので、
映画やTVの台本等は変わらずあったが、
やはり日本人相手ではそこまで儲からないらしく、
裏手に隠されるようになっていたのかもしれない。
B品ミニカーの詰め合わせ、
メンコ各種、
そしてタイガーマスク、
またはキャプテンハーロック関係の値上がり著しく、
または鳥山明さん追悼みたいな感じで商品を打ち出していた。
もちろんサブカルチャー関係の、
つげ義春さんや湯村輝彦さんも良かったのだが、
今回はなんと柳原良平さんの画集が安価であった。
この感動に胸が震え、
タキビ神ではないがガギーとなった。
ガギーとなりつつ、
グレンダイザーと、
光速を超えることができるサポート円盤
「スペイザー」のセットも発見した。
これを持っていたのは幼少時だったので、
この超合金こそが、
宇宙合金だと信じていたことも思い出した。
そんなこんなのいろいろがあり、
14時52分、
中野始発の総武線で千葉駅を目指し、
千葉で外房線快速に乗り換えて戻ってくると、
冒頭に書いた美しい波があり、
海上がりには、
無人のギンサバミチを眺めてうっとりとした日となった。
やはり喧噪(けんそう)と、
閑静(かんせい)と対することの両方が押し寄せることによって、
人の感動は深くなるだとわかった。
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