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【サーフィン研究所】美しい小波でホンジョウブツ_都内のち中野_(1288文字)

昨夕の波が特筆すべきもので、

たった70cmの波高が、

小波ならではのマジックというものをかいま見た。

膝あるかないかのセットは、

沖にある浅いサンドバーでピークし、

そのままセカンド・セクション、

そしてサードからのボーナス、

さらには、

「ジョウブツを超えた本成仏」

という概念まで浮かび上がらせた。

およそ200mはある遅速の、

遙かなる波に乗り続けた。

気温28度、

海水温は22度はあっただろうか。

ちなみに私は、

トランクスとTシャツのサーフ・ウォッシュスタイルだった。

これは別日。

NAKISURFには、

龍の化身がやってきて、

写真を撮ろうとカメラを構えたが、

どこかにいなくなった。

すると、

龍さんが現れ、

さらにはもう一人の龍さんまで登場したので、

まるで宮崎駿作品が現実になったのかと驚いた。

昨日は都内に出たのだが、

電車が遅れに遅れて、

東京駅まで2時間半もかかった。

通常は東京駅までは快速で80分なので、

かなりの遅れになったが、

仕方がないこともある。

ファースト・ストップは小田急世田谷代田駅。

前出した遅延の関係で、

千葉を出てからじつに4時間も経過しての到着だった。

ここでは若と、

フードについて、

さらには法王のこと、

食と音楽フェスのこと、

土佐食の旬について深く話した。

少し時間があったので、

代田から中野に出て、

ブロードウェイを巡った。

詳しく書くと、

膨大なのでかんたんに進むと、

最近のブロードウェイは外国人だらけになって、

よって価格がはね上がり、

店員の感じが良くなり、

日本人向けの店が閉店し、

その代わりに腕時計屋だらけになった。

ただ、

外国人には言葉の壁というものがあるので、

映画やTVの台本等は変わらずあったが、

やはり日本人相手ではそこまで儲からないらしく、

裏手に隠されるようになっていたのかもしれない。

B品ミニカーの詰め合わせ、

メンコ各種、

そしてタイガーマスク、

またはキャプテンハーロック関係の値上がり著しく、

または鳥山明さん追悼みたいな感じで商品を打ち出していた。

もちろんサブカルチャー関係の、

つげ義春さんや湯村輝彦さんも良かったのだが、

今回はなんと柳原良平さんの画集が安価であった。

この感動に胸が震え、

タキビ神ではないがガギーとなった。

ガギーとなりつつ、

グレンダイザーと、

光速を超えることができるサポート円盤

「スペイザー」のセットも発見した。

これを持っていたのは幼少時だったので、

この超合金こそが、

宇宙合金だと信じていたことも思い出した。

そんなこんなのいろいろがあり、

14時52分、

中野始発の総武線で千葉駅を目指し、

千葉で外房線快速に乗り換えて戻ってくると、

冒頭に書いた美しい波があり、

海上がりには、

無人のギンサバミチを眺めてうっとりとした日となった。

やはり喧噪(けんそう)と、

閑静(かんせい)と対することの両方が押し寄せることによって、

人の感動は深くなるだとわかった。

【巻末リンク:前回の中野】

【サーフィン研究所アタマの大盛り号】長時間パドリングのためにその1_横山光輝展@中野ブロードウェイ_(1782文字)

【巻末リンク*2:法王AI】

【サーフィン研究所】新作ヘリテージ86(キャッチサーフ)_スキップ・フライが提唱するミニマムライン_週末Vibes_(1116文字)

【巻末リンク*3:たった4年前】

【サーフィン研究所】われは海の子白波の_布谷文夫さん_(873文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!