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【サーフィン研究所】TheOneの由来とコパカバーナについて_(1278文字)

Cosmos Surfboards TheOne6’4”

Original Twin + Twinzer

Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda

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最近は短いボードというと64で、

違う書きかたをすると、

193cmのツインピンだ。

そしてこれは、

「生涯唯一無二のマジックボード」

そう公言している。

このボードデザインは伝来したものではなく、

自然発生的に誕生したものだ。

まずは、

タイラー・ウォーレンの65(195cm)2+1があった。

その65をベースとして、

68(203cm)へとスケールアップ制作を前田博士にお願いすると、

マニア垂涎のエンスーラボで仕上げてくれた。

68(シック・エイト)を受け取った私は、

ダニー・メルハド(ハッピーサーフ・オキナワ師範)

と一緒に各地で数々の伝説波に乗った。

その68を64とスケールダウンしたのが、

上記した生涯マジックのTheOneとなる。

それからは、

サーフィンがさらに幸せに、

楽しく充実したものとなった。

これは少し前の画像だが、

そのマジックボードの感動を感謝としてエンスーラボを訪れると、

1973ボンザーがシェイプ目前となっていた。

この専用二等辺三角フィンを装着し、

そのフィンに沿ってコンケイブを入れる凝りようで、

50年前のシェイパーの気持ちで、

時間を使って仕上げていると教えてくれた。

他には、

サンディエゴ・フィッシュのプレシェイプもあった。

1960年代の後半にデビッド・ヌイーヴァが世に知らしめたものだが、

博士は、

スティーブ・リズの真実をきちんと紐解き、

そんなオーセンティックさを持って制作していくのがうれしい。

さすがエンスーラボ主宰だ。

エンスーラボとは、

エンスージアスト(enthusiast、マニア以上)の

ラボ=研究所という意味だ。

よって、

前田博士が所長となるわけだが、

このマニア度は極限マックスで、

しかも今日も明日も進歩のために生きている姿勢なので、

まるで身近にいる大谷翔平くんのようでうれしくなる。

勝浦港でダントツ人気を誇る

『市場食堂 勝喰』のKさんが、

TheOneを66サイズでオーダーしてくれた。

このいくつかに派生したアウトラインについて、

博士から直接説明を受けていた。

これまでの話にはまったく関係ないけど、

近所で新鮮なイワシが売っていたので、

ナッキーがKさんのようにさばいて、

ビアバター・フライとし、

シャッチョさんが、

中土佐で育てた完熟ハラペーニョで作ったサルサソースと、

ケチャップの甘みを加えていただくと、

頭の中にラテン系の名曲「コパカバーナ」がかかった。

すると、

歌詞にあるローラはTheOneのようで、

みっしりと心にしみ入ったタコスくんだった。

【巻末リンク:3月のTheOneくん】

【サーフィン研究所】激烈土佐波_TheOneでつかむ真理とは?_(1594文字)

【巻末リンク*2:エンスー方面】

【サーフィン研究所】クアトリーノ_エンスーラボのロング・レイルライン&長者町MTG_(1332文字)

【巻末リンク*3:フィッシュの祖、スティーブ・リズについて】

【サーフィン研究所:立春特大号】コスモス・サーフボード『サンディエゴ・フィッシュ』本当の歴史_(3088文字)

【巻末リンク*3:イワシ・タコスとローラのTheOne】

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!