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naki's blog

【サーフィン研究所】クアトリーノ_エンスーラボのロング・レイルライン&長者町MTG_(1332文字)

これは今日の気圧配置と、

波の分布を色分けしたものだ。

熱低があるので、

東うねりかと思ったが、

きっとこの北風のせいで沖で消滅しているようだ。

一昨日はノース・ジュクオンでサーフしたが、

極小サイズの干潮だと、

ファースト・セクションが終わった瞬間、

フィンが砂浜に刺さってしまい、

まるでスケートボードの練習みたくなった。

そして昨日。

タマサキでもサーフできたのだが、

ジャッキーが北海道から来ていたので、

より良い波を探していた。

けれどあいにくわりと強い(5m/秒)北東風なので、

マリエルかレガロかなと思っていた。

すると、

波に詳しいタキビ神が、

「干潮クアトリーノですかも、オンオン」

こんなことを教えてくれた。

昨日の干潮は35cmと低かった。

干潮を狙って行ってみると、

ちょうどSさん夫妻がやってきた。

彼らも干潮クアトリーノが浮かんだようだ。

北東風であおられていたが、

私の大好きなショアブレイク。

ボードブレーカーと異名を取るパワフルな波だ。

人生初のショアブレイクに苦戦するジャッキーだが、

かなりの数の教えと気付きがあったという。

Nacky on

Cosmos Surfboards TheOne6’8″

.

コスタリカの激波を経験し、

チュラさんの張りつきの術を会得したナッキーにとっては、

わりとかんたん系の波質だ。

だが、

二人はイベント帰りで疲れ果てていたのか、

なかなかコミットメントできなかったように見えた。

Cosmos Surfboards TheOne6’4”

Groovy Fins Twinzer set
.

台風後、

南風のおかげか、

水温が低下したのでひさしぶりにスーツを着た。

現在は26度程度だ。

ウェーブ・オブ・ザ・デーは、

前出のSさんが得ていた。

ちなみにSさんはTheOne6’6”をオーダー中である。

夕方からエンスーラボに行き、

長いレイルラインのボードに目を入れていった。

これは10’2”。

ひたすら美しい。

さらには、

私の9’8”(294cm)のシェイプが完成していた。

謙虚で研究熱心の博士は、

たゆまぬ勉強と実践を続けている。

数十年前からマジックボード数値に気づき、

自身のオーナーシェイプでそれを具現化すると、

多くのファンを獲得し、

私もその中の一人となったのだ。

さまざまなシェイパーを見てきたが、

彼ほどエゴもなく、

純粋で、

卓越した技術を持っているシェイパーは世界でも稀だ。

しかもワンマンショーというか、

たったひとりでグラッシングし、

ホットコート、

フィンプレースメント、

サンディング、

トップコート(グロス等)をし、

バフィングまですべて100%博士が制作する。

いわゆる特上のプレミアム・サーフボードだ。

唯一の欠点は、

時間がかかることだが、

中国産や第三国の大量生産品を多く見かける昨今では、

むしろありがたいと感じている。

そのまま博士の弟分のユウタを連れて長者町まで行き、

炭酸水で焼き鳥各種をいただいて幸せな時間となった。

次回の台風はトリスケルでサーフする約束も取り付けた。

【巻末リンク:ケルナーと原宿のビリー・ジョエル】

【サーフィン研究所】タキビ神とピラミッド波のアッチェレランド_エンスーラボ_ハマグリとケルナー、そしてフィッシュゴッド_74歳のビリー・ジョエルに72年前のカバヤ児童文庫_(1260文字)

【巻末リンク*2:エンスーラボ】

【サーフィン研究所】総料理長の十大弟子と昨日の300m波_エンスーラボとコスモスのタマゴ群_(1594文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!