昨日は忘れられない波に乗ることができた。
エンゲッツのシャッチョさん、
DJ VCA氏、
そしてハイカラMとも会うことができた。
セッション前は、
TheOne、
どちらのボードにしようか迷った。
共にマジックボードである。
猛風オフショア・コンディションなので、
68という長いほうが、
「(波の中へ)落とせる」
だろうし、
64ならば、
波の内側からテイクオフができるはずだったからだ。
一緒にパドルアウトする盟友シャッチョさんは、
TheOne64一択だ。
それならばと、
シャッチョさんと同じ64を選んでみた。
64とは、
6フィート4インチの略で、
193cmくらいの長さである。
パドルアウトすると、
圧倒的な泡波が、
永劫に感じられるほど到達した。
ある波では深く沈められ、
またある波では、
サーフボードが私の肩ごともぎ取られそうになった。
波は、
かんたんにリーシュが切れるほどの威力だったので、
ボードを捨てて潜ろうとも思わなかった。
あまりの圧倒感覚に私はGive upだとか、
ギブ・インだとかいろいろ安らかになる方法を模索していた。
マンダラ・コーヒーのサブ・キャッチではないが、
Emphasize Repetitions
「繰り返しを強調する」
それだけに集中し、
「永遠」を果てしなく追いかけ続けた。
やがて水平線を見ることになり、
私はパドルアウトに成功したことを知った。
その結果、
修行以上、
真理未満の達観を得た。
漢字が多いが、
仏教系のそんな気持ちだったのだ。
「真理は一つであって、
第二のものは存在しない。
その真理を得た人は争うことがない」
こんなことだった。
けれど、
私はあと少しで、
いかなるものと解き放たれ、
世界と自身が同化する寸前だったのかもしれない。
キャッチサーフがDJ VCA氏で、
TheOneがシャッチョさん、
私がテイクオフしようとしている。
Cosmos Surfboards TheOne6’4”
Original Twin + Twinzer
Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda
.
ここまで波が上がるとは思っていなかったが、
ちょうど前日に、
ノースショア波のイメージ・トレーニングをしていたので、
その通りにサーフできたのがうれしい。
イメージは大切だ。
さらに、
偉人タマちゃんの親方である川村さんとイズミくん、
ナラビヤ竜一くんに伯爵こじやんまで会えたのだから、
ちょっとしたお祭り気分となった。
ただ人格形成達人の信くんには会えず、
チュラさんこと、
ベンチュラ・セイジが不在だったが、
雪山でもっと大きい壁を追いかけているという。
ちょうどいま、
400年ほど前の、
長宗我部元親(ちょうそかべ-もとちか)の話を読んでいるので、
土佐の人と会うと、
すぐに歴史上の人物に重ねてしまうようになった。
数本、
稲妻のように轟く波に乗ることができた。
無事に上陸すると、
宇佐港から出港し、
大度浜海岸にやってきたジョン万次郎の気分となった。
上がってくると、
仲間が集まってきて、
TheOneに目を入れてくれた。
前田博士のうれしそうなお顔も浮かんだ。
まだ未明だが、
本日最新の気圧配置。
日本中で波がありそうだと感じたのは、
広範囲に渡って、
波高5m程度を伝える赤色だったからだ。
これは、
私たちがサーフしていたときの色分けと、
波高ブイの記録だ。
2m@8秒後半だが、
強烈以上のパワーがある波群だった。
ガシラハウスに戻るとき、
スマイリー・グリズリー号とすれ違ったかもしれない。
ガォ〜🐻
夕刻前にUSAショッピングセンターに行くと、
オリジナル玉子巻寿司を見つけることができた。
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【巻末リンク:使用したマジックボード】
【巻末リンク*2:エンゲッツ関係】
【巻末リンク*3:シャッチョさんのTheOne】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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