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【サーフィン研究所】北風のタキビ神はブドリそのもの_FISHの歴史とレイル・デザイン_明日よりチーチーフェス!_(892文字)

北風。

季節はいよいよ冬になったようだ。

ただ水温は温かく、

いまだに20度もあるので、

いわゆるサーフィン日和なのだとわかる。

これは少し前のタキビ神。

同じ北風で、

この日は風速7〜8mくらいあっただろうか。

北風はサイドウィンドなので、

斜面はざわめき、

ワイルドさがセットアップされる。

タキビ神は大の宮沢賢治ファンで、

自称研究者の私をはるかに上回るほどの読書量と記憶を持つ。

で、

私はタキビ神を見るたびに、

グスコー ブドリの物語を思い出す。

グスコー・ブドリは、
イーハトーヴの大きな森のなかに生まれました。
ブドリにはネリという妹があって、
二人は毎日森で遊びました。

こんな冒頭のジュブナイル小説だが、

私はブドリをタキビ神、

ネリをルリエルとし、

森をタマサキとして読み進めるのだ。

ざー、
ざーと波の音が、
やっと聞こえるようになったのは、
陸風のしょうこです。
目をさました二人はモニースに行き、
かわるがわる波に乗りました。
するとあちらでもこちらでも、
ぽう、
ぽう、
とスナメリが鳴き出すのでした。

閑話休題。

(話は変わる)

フィッシュのお勉強をしていた。

この世に登場してすでに57年となるフィッシュの歴史は、

NALUやBlue.という本格専門誌に書いたのでご存知の方も多いだろうが、

レイルとアウトラインのコンビネーションで乗り味はガラリと変わる。

私は、

上の図表が示すFISH/Eはあまり好きではなく、

許容範囲が広いCのモダンハワイアン的なソフトレイルを選ぶ。

【お知らせ】

明日からチーチー・イベントだ。

グレイトフル・デッドの『Ripple』で優しいメロディと、

ジェリー・ガルシアに目覚めた私が、

グレイトフル・ウッドのカズ君たちと一緒にタキビを囲みつつ、

デッド的なライブを感じるのだ。

ということで、

明日のNAKISURFは午後から休業します。

現地でお会いできるかたはどうぞよろしくお願いします。

【巻末リンク:フィッシュというサーフボードの歴史】

【サーフィン研究所:立春特大号】コスモス・サーフボード『サンディエゴ・フィッシュ』本当の歴史_(3069文字)

【巻末リンク*2:ドラグラ会合の報告編】

【サーフィン研究所】ノースジュクオンの法王実家前_グライダーによる実践研究_(828文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!