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【サーフィン研究所渾身号】国宝曼荼羅図_大分から佐田岬へ_(1584文字)

横浪半島

いまから1200年前、

平安時代は、

国を挙げての大乗仏教(だいじょうぶっきょう)によって、

日本国民は釈迦の教えを守り、

世界の中心は唐だった。

その時代の名だたる宗教家といえば、

天台宗(てんだいしゅう)の最澄(さいちょう)であり、

なんと空海が唐から免許皆伝して戻ってきた。

当時の状況を鑑みると、

宗教のトップに日本の留学僧が登りつめるとは、

どんなことをしてもありえないことである。

空海にしてみれば、

唐で大活躍したのであり、

文献から読み解くと、

唐をメジャーリーグに置きかえるのならば、

いまの大谷翔平くん以上だったと察する。

その空海が密教を伝え、

そのときの曼荼羅図が、

いまも国宝として東寺に所蔵されている。

この曼荼羅図のすべての仏は、

絶対空間に高密度で描かれていて、

たった数センチの仏ですら、

一切描線が崩れていない。

撮影された石元泰博さんの展示の際には、

数センチ程度で描かれた仏や、

鬼を等身大以上に引き伸ばしてみても、

それらフォルムにはわずかな崩れも見受けられないという。

1200年前に描かれたとされる二枚の曼荼羅図は、

当時唐にしか存在していなかった高価な群青絵具をふんだんに使い、

高名な絵師(複数人)を集めて描かれていることから、

勅命(ちょくめい、天皇の命令)を受けて、

製作されたものだと推察されている。

立体曼荼羅配置図

石元泰博さんがハッセルブラッドで撮ったそれら曼荼羅図をながめていると、

さまざまな感情が立ち上がっては消えた。

そういえば空海は、

無心と極心を説いていた。

Cosmos Surfboards TheOne6’4”

Groovy Fins Twinzer

Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda

.

これは波の裏側にキックアウトしている画像だが、

レイルセットして、

バレルインしても良かったかもしれない。

もっと書くと、

この時は外的要因で、

自身な位置が大きく変わってしまったので、

バレルラインに集中できていなかったと記しておく。

夜明け頃の国道沿い、

24時間営業のジョイフル大分横田店。

ここでは、

暖かい席でフェリー時刻まで写真を編集することができた。

国道フェリーは佐賀関(さがのせき)にあり、

いわゆる関サバ・エリアだった。

関サバを探したのだが、

どこにも販売されていないので、

売店の女性にサバちゃんはどこでしょうかと聞いてみた。

するとなんと、

関サバは街中の鮮魚店に行かないと買えないらしく、

フェリーの時間も迫っているので後にした。

大分では後にしてばかりだが仕方がない。

大分佐賀関から佐田岬をつなぐフェリー。

インターネット予約をしていたので、

日産キャラバンは5m未満なので9000円台で渡れた。

これが軽や普通車ならばもっと安いので、

四国から九州へは手軽な感覚がある。

乗船時間はあっという間のことで、

気がつくと四国は佐田岬まで渡っていた。

70分。

佐多岬

かなり風が吹いていたが、

なぜか全くと言っていいほど揺れずに快適だった。

到着後は、

フェリー乗り場隣接の伊方町観光交流拠点施設に行った。

道の駅ではないが、

十分すぎるほどのお店が揃っていた。

しらすの漁場らしく、

アイスクリームにまでしらすを入れて販売していた。

はちみつもこのラインナップで、

「もち」とあり、

「もも」の誤植(ごしょく)かもしれないと、

調べてみると、

くろがねもちの花からもはちみつが取れるらしく、

すっきりとしたフルーティな甘みが特徴だとあった。

ゆるキャラ好きなわたしは、

この「みきゃん」に加えて、

ダークみきゃんの設定にぐっときた。

【巻末リンク:まだテープ起こしすらしていないのですが…】

【サーフィン研究所渾身号】南国の雪とTheOneオーナーズ・ミート_(1486文字)

【巻末リンク*2:ヒールアンドトゥとは?】

【サーフィン研究所移動記】150+フェリー+140kmの移動日景_(1133文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!