南伊豆では、
くるぶしサイズの波だった。
たまに来るオバケ波は腰程度あった。
南向きの浜に回りこんで届く、
平均周期12秒の、
東北東うねりがオバケ波の正体だ。
左手方向に岬があるので、
そこでも威力を大きくそがれているはずなのに、
なかなかのパワーがあった。
自然はすごい。
波、
または複数の波は、
10分くらいで来るときもあるし、
15分経っても見えないこともあった。
推測するに、
およそ3000km以上遠くにある、
嵐(低気圧)からの残滓(ざんし)波だ。

Nacky on Cosmos TheOne6’4” Groovy Fins Twinzer Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda
うまく体をたためばバレルインできる。
だが、
波の内側に体を合わせるという行為なので、
バレルインと同時に波がかぶさり、
失速して泡視界となる。
私はボディサーフしていたので、
うまくテイクオフすると、
バレルの形がわりと長い時間見えた。
サーフィンの楽しみかたはそれぞれだが、
こんな細部の、
しかも内側みたいなことも楽しい。
「そういうマニア向けの内容を
ポッドキャストで放送すればいいんですよ」
チュラさんこと、
ベンチュラ・セイジが私にそう言った。
「そんなの誰も聞かないよ」
そう言おうとしていると、
「誰も聞かないことをリスナーは聞きたいのですよ」
チュラさんはそう加えた。
誰も聞かないというのはいいなと、
逆説的なことがヒラメキ、
しばしポッドキャストのことを考えていた。
レモンが見事な季節であります。
浦ノ内の、
冨永のおばちゃんと森田さん家の柑橘が忘れられず、
昨夜は豚肉のしょうが焼きにたっぷりとかけていただいた。
昨日の続きだが、
麺屋Ohanaさん後、
溝の口エリアに行き、
マルイファミリー溝口店でヨギティを購入した。
カルディ全店制覇を目指しているのだ。
板橋のTさんが、
お土産で持ってきてくれたポンパドール。
バゲット(Baguette)が入った赤い袋を見ると、
香り高い風味がよみがえった。
ミニストップのソフトクリームが好きなのだが、
なんとその専門店があった。
都市部はすごい展開をする。
もうすぐMLB開幕戦だ。
両チーム合わせて日本人5人を擁する日本開幕シリーズの盛り上がりがすごいが、
チケット高騰で抽選でもほとんど買えないと、
前述したチュラさんが嘆いていた。
選手たちは、
どうやって時差を克服するのかが鍵だろう。
そうだ、
TVモニターを探しています。
千葉県近隣で、
お引越し等で不要になったものがあれば教えてください。
@nakisurf
↑インスタグラムのDMか、
shop@nakisisurf.com
までメールをください。
サーファーズ岬と佐田岬のご縁の歯医者さんへ、
診療予約があり、
総督のYN先生に大変お世話になったことをここに記す。
東急線で都内に戻り、
コインパーキングに停めてあったNAKISURFバンに乗り込み、
アクアライン経由で千葉に向かった。
アクアブリッジは、
風速14mもあると、
車が横転するかと思うほどの強さだった。
なんと横車線をかなりの速度で乗用車群は突っ走っていく。
波を創りだす風、
空力のパワーを再確認した夜間走行。
戻ってきて、
写真家の野上真宏さん(マイク・ノガミ)のコラム(’99)を読んでいると、
1967年ごろ、
真っ黄色のホンダN360に7人がすし詰めで乗り、
深夜の都内を走っていたと書いてあった。
自分が通過した時代以前の、
牧歌的な速度感をしばし味わっていた。
ロードトリップ終了。
6週間と一日でちょうど5000km走った。
南は宮崎市、
足摺岬にも、
桜の伊豆半島も一周して、
湘南、
東京と川崎の記憶を持って2025年のファースト・トリップを終えた。
各地のみなさんありがとう〜!
お世話になりました。
またお会いする日までどうぞお元気でハッピーサーフを。
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【巻末リンク:南のロガーたち】
【巻末リンク*2:冨永さんのカンキツと南伊豆関係収録】
【サーフィン研究所渾身号】夏気分のTheOne_積み残し編2「高知市内、浦ノ内のイセエビ祭り、81歳の冨永さん〜」_(2557文字)
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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