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【サーフィン研究所渾身号】少人数でサーフする情報_草刈くず餅_5つ星の麺屋Ohana!!_(1819文字)

昨日は公務があり、

千葉に戻ってビジネスのお話をうかがった。

その後、

満潮時のノース・ジュクオンに行ってみると、

すばらしい波がやってきていた。

Cosmos Surfboards The Glider 9’8”(295cm) @_komaccha1963

ここに住む小松くんによると、

「さっきまでとても混んでいたんですよ」

そんなことだが、

正午を過ぎるとサーファーはいなくなることを知っている。

数式ではないが、

平日のサーフブレイクの図式としてはこうだ。

都市部のサーファー≒長い時間サーフする

長時間とは3〜4時間のことだ。

逆に近所に波があるサーファーは早い。

30分〜といったところで、

サーフィンは生活の一部だとわかる。

拝見すると、

多くのサーファーの到着はおよそ8時ごろだ。

この季節は6時過ぎに明るくなる。

50ノット(風速25m)

太陽がある程度上がったころ、

暖かくなったころ、

そんな狙いでサーファーたちはこの時間にやってくるようだ。

とにかく、

サーフのスタートが8時として、

上記した3〜4時間。

正午ごろに大勢はサーフィンを終えるのだろう。

気合が入った人は7時から入って4時間。

これは電車の時刻でもなく、

タイムカードもない。

冬支度は着替えるのが億劫(おっくう)なので、

到着から数十分加算し、

さらに60分をプラスし、

13時ごろだと割り出して行ってみると、

たいていは無人か、

または少人数でサーフできる。

風が変わってしまうことが怖いのだが、

ウィンディの予報で*この風が終日続くと知っていた。

(*だが実際は、14時ごろ風は東寄りに変わってしまった)

市原の老舗名店、

草刈ドライブインのくず餅をNさんとOさんからいただいた。

これは私が初めて千葉へサーフィンしに来たときからあるお店で、

先日通りかかったらまだ営業されていて、

40年前の茂原街道がまざまざとよみがえった。

けれど、

老齢なのか営業時間が短く、

なかなか手に入らない。

その嘆きを市原ローカルのNさんとOさんがおぼえていてくれたのだ。

この草刈のくず餅のお味は、

まさに昭和風味。

のみならず、

母が好きだった舟和のくず餅を思い出して視界がうるんだ。

【武蔵中原からの続き】

昨日からの続きとしては、

ロードトリップの帰路に都内の外れに車を置き、

電車でドラグラ名店に行ったことを書きたい。

麺屋 Ohana

神奈川県川崎市中原区宮内4丁目32−5

ここは二度目の来店になるが、

冷やし黒酢アボカド麺が忘れられず、

さまざまな色がからまったOhanaさんの細麺を思うことがしばしばあった。

しかもなんと、

冷やし一族なのに、

冬眠せずに通年提供していると聞いていたので、

川崎南武線の、

武蔵エリアにやってきたら必食しようと狙っていたのだ。

Ohanaのオーナーシェフは、

博愛精神を持ったドラグラひとすじのベテランサーファーで、

たいていの水曜日にはハッピーサーフィンをされている。

メニュー一覧。

夜は飲み屋に転ずるというのは、

時代がようやく追いついてきた感がある。

じつは技を極め、

長年のレシピをしたためた逸品餃子がここにはある。

なのだが、

奥ゆかしいシェフは、

「まだまだですので教えてください」

控えめに言いつつ、

関東一円でも軽くトップレベルの餃子を焼いている。

ランチはお得だが、

私は黒酢アボカド麺と決めていたので、

グランドメニューからお願いする。

主題のアボカドとみずみずしい麺が、

トマトとタマネギをまとい、

完熟サンバルソースと黒酢タレが土着的かつエキゾチックに混ざる。

無国籍的であり、

異なる要素が、

ミニマルに解体されて再構成されていた。

やはりこのアボカド麺は、

永遠の名作だと再び確認できた。

餃子も同様であり、

「隠れた絶品」という領域の意欲作である。

双方をいただいて、

いまここに感想をまとめると、

酸味やうまみのミックスとか、

自家製麺とか愛、

食べログやグーグルの星5つといういう表現ではなく、

もはや食べる哲学にほかならないと、

ここに焼き付ける。

多国籍料理の哲学者であり、

数々の伝説を生み出したマスターシェフのはいじまさんは、

上記したようにドラグラ派のハッピーサーファーだ。

また一緒にサーフしましょう〜!

【巻末リンク:前回来店レポート。この日もジュクオンだった】

【サーフィン研究所】イン・ビトゥイーンで混雑回避_おいしい紹介『麺屋OHANA』_(1198文字)

【巻末リンク*2:人気の冨永さん収録編】

【サーフィン研究所渾身号】夏気分のTheOne_積み残し編2「高知市内、浦ノ内のイセエビ祭り、81歳の冨永さん〜」_(2557文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!