
二千二十五年の九月の午後にその丸まった泡が僕をつれこんだのは、
まさにそのようなドラグラ宇宙の中心であった。
ある時にはそれはレバレッジ・フィッシュであり、
ある時には偉人りゅうちゃんであり、
ある時には「タキビ詩集」であった。
とまあ、
村上春樹さんの文体になるのは、
起き抜けに「羊をめぐる冒険」を読んでいたからで、
ハルキストのカズくん(旧名:シギーG)や、
タキローあたりならば、
このパラグラフがどの箇所かがわかるだろう。
【お知らせ】

マジックボードのクローン・プロジェクト、
『ブライト・ロマンチカ/レバレッジ・フィッシュ』
先行予約キャンペーンは、
大好評をいただきまして、
予定数に達したため、
早期終了させていただきました。
お問い合わせ、
そして多くのご成約をありがとうございました。

NAKISURF用のストックは、
ご予約分の発送後、
今週半ばに入荷しますので、
グルービーフィン群を装着した試乗と併せてご利用いただけます。
先日行った藤沢では、
殿堂入り確実な名店ビルの取材をしたとここで書いた。
ちなみに名店ビルは築六十年になる。
敬老の日にちなみ、
がんばってますねと讃えたいが、
まだまだ60年、
お姉さんやお兄さんがしっかりと建っているようにも見えるし、
昭和的な店内が刺激的に映る。
さらに書くと、
私はこの名店ビルが発行している名店シンブンに連載を持っているので、
そんなご縁もあることで取材させていただいた。
ランチ時間となったので、
藤沢の街に出て、
偉人リュウちゃんがイチオシするタイ料理をいただいた。
やはり大人気で開店直後にすでに満席だった。
だが、
リュウちゃんは偉人=幸運な人なので、
お店の人がひらめいて新規テラス席を開けてくれた。
エアコンがないが、
逆にそれがタイっぽいという心持ちとなった🇹🇭
さまざまなメニューに目は泳ぐ。
フォーもすてきだし、
ご飯系のプレートも魅力的だった。
興奮しつつ、
ひとつに絞らないとならない未来もあって焦った。
よーく熟考して、
このレストランの名を上げたシェフ、
チャップさん渾身のグリーンカレーをいただくと、
野菜の味と爽やかな強い辛味が際立って、
それをクリーミーなソースが仲裁するようで、
仲直りした親友と遊ぶような感動に目頭が熱くなった。
チーズケーキもまた湘南エリアで人気が出るほどの、
高品位のもので、
チーズ由来のクリーミーさや果物の甘みや旨味がさまざまに展開して、
口の中にとけていき、
なくなるのがおしくなって食べたくなくなるほどの味だった。

また名店ビル方面に戻り、
ダイヤモンドビルの古久家で四十年前のことを思い出すと、
それは地下のうなぎの香りであり、
いまはそれもなくなったが、
市場のような喧騒はあのときのままだった。
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【巻末リンク:マジックボードのクローン】
【巻末リンク*2:藤沢&逗子来訪時】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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