
波が弱くなってきた。
結局9日間に渡って強い波を出し、
そのエネルギーというか、
膨大なものを感じさせてくれた台風19号だった。

19号の最後の波に乗った私たちは、
それぞれの胸に強い印象を焼き付けていった。

ひさしぶりのパーフェクトに乗って、
立っていられないほどの感動を受けたフィッシュゴッド。

サーフィン歴2年未満のシュリは、
たいてい私たちとサーフしているので、
このくらいのサイズならなんなく乗ることができる。

ナッキーは最近流行のザ・ワン・ピュア72で、
長いレイルの高速滑走のヨロコビにひたっていた。

有給を取って木曜日からやってきて、
ノースジュクオン、
吉田リーフ、
そしてタマサキと、
各台風波をレバレッジ・フィッシュで駆けたカズくん(旧名シギーG)。


マジックボードであるレバレッジ・フィッシュの、

すばらしいターンの数々で、
後輩たちを納得させたSS氏。

なかでもSS氏は誕生日波の、
ベストウェーブをマンライ〜ジョウブツし、
その高揚感を隠せないでいた。
マンライ=満足ライディング
ジョウブツ=フィンが砂浜につくまで乗ること

私のマンライは、
銀鯖道の夜の、
最終章に登場する桟橋が浮かぶような気持ちとなった。

昨日は、
アガベやユッカの渾身生育で知られるサンライズ・プランツのイベントだった。

サンライズ・プランツ主宰は、
美住町のフィッシュ・ゴッド。(中央)
マンゴスチン染めのALOHAハッピーサーフTは、
シバちゃん(左)が古来手法で染めたものだ。

友人宅へのギフトを探しに来られた石部さんは、
この希少なファンキートゥースを購入された。
フィッシュゴッドには、
アガベのウォーターマークの成り立ちや、
手入れについて教えてもらった。

こちらは毎週末に波乗りに来られるKさんグループで、
なんでも社内のサーフチームなのだという。

今回は、
ザ・ワン64(193cm)を試乗されていった。

さらに聖式カルちゃん(ヘア・カリフォルニア)と、
タキローがやってきて、
海外からこれからやってくる偉人リストの管理と、
村上春樹文体と
安西水丸さんにおけるネコの恐怖をつぶさに語っていた。
偉人リスト:
絵師
総帥

私はといえば、
ギンサバミチ・サンデーだったので、
最終話のイメージ・グラフィックTのサンプルを着ていると、
カズくんはジロバンニの切符グラフィックで迫ってくるのだった。

タキローはアパレルに詳しいのだが、
この細密なグラフィックに感銘を受け、
タキビ・パレスの桟橋にある国宝だったり、
ネコの数を長い間数えていた。

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【巻末リンク:この日もタマネギ餃子】
【サーフィン研究所】W(ダブル)台風の加圧と減圧によるミニマルライン_玉ねぎ餃子と島とうがらし柚子胡椒の陰陽思想_(955文字)
【巻末リンク*2:伝説的なタイムトラベル・ポスト】
【サーフィン研究所渾身特大号】サーフ養成機関の「波乗り虎の穴」の10年計画_featuring by トロピカル松村さんご子息ショッタさん_(2538文字)
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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