「波は魂で乗るんだ」
これはアムステルダムの石田さんが、
サンオノフレ浜のベンチで私に教えてくれたことだ。

ちょうどそのときトム・ペティの
『アメリカン・ガール』がラジオから流れていた。

Somewhere else, not here
それはきっと、ここじゃないどこかにある
After all, it was a great big world
だって世界はこんなにも広いんだからさ

法王はイリエで、
美しい波に乗っていた。
彼も魂で波に乗ることができるひとりだ。

さまざまな心境のまま、
海に行くと、
リアルすみっコの一人である涼(りょう)くんが、
本日一番の波に乗ってジョウブツしていた。
*ジョウブツ=波を最後まで乗ること

閑話休題。
木更津にある会員制倉庫型卸&小売チェーン店に行くと、
14万円近くもするクリスマスツリーが売っていた。

3万5千円引きなので、
元々は17万円以上もする装飾物だとわかった。

もし年度ものの装飾物購入を強制されるのなら、
私は縁起の良い値段の門松を選択する。
これは、
日本が西洋文化に満たされている一例だろうか。

西洋文化といえば、
もののけ姫の再映を見た日で、
映画館のあるモールにもカルディがあった。

ここでは大好物のパネトーネを求めるが、
先ほどの話を続けるのなら、
日本人なら雑煮ではないのかと自問するが、
値段的にそれは関係ないとそれを一蹴した。

これはイタリアでは伝統的なパネトーネ種で発酵させたパンで、
ドライフルーツを刻んだものを混ぜ込んだり(右)、
クリームを入れて焼き上げた(左、黄箱)柔らかなドーム型の菓子パンである。

パネトーネはアメリカ生活時代に知り、
最近日本にも入ってきたので、
なつかしくうれしくいただいている。

こちらもクマ関係。

私たち世代にとってクリスマスは、
不二家のケーキとシャンメリーを食べて、
小さなプレゼントをもらって感激していたものだ。

ちょうど99年前、
大正天皇の崩御によってクリスマスが大衆に広まったけど、

ほとんどの人がクリスマスの本当の意味を知らないよと、
冒頭に書いた華厳さんがなげいていた。

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【巻末リンク:華厳さんと法王の関係とは?】
【巻末リンク*2:そのアメリカン・ガールという楽曲】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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