おはようございます。
ソフトサンドリーフ詣でがついに5日目となり、
サイズは下がり、胸から頭くらい。
しかしパーフェクションはいまだに続いている。
これは一番良かった3日目の写真だが、
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/18089
波とは、
ここまでパーフェクトとなることを俺は知らなかった。
下の画像が拡大写真で、
絵に描いたような波に驚いている。
しかも永遠に続くようなバレル穴。
波の高さは6?7mといったところだろうか。
そこに向かってテイルを絞り、
しっかりと踏み込んでさえいればいい。
高速滑走も慣れてくると、
さらなる速度を求めてしまうことを知った。
人の欲望というのは止まらないのだろうか。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/18050
この五日間のソフトサンドリーフは快晴で、
流れも入らず、風も変わらず、潮位までもがなぜか関係なかった。
ボードも壊れず、体も傷つかずにマンライ日々だった。
だが、3日目のセッション中盤で、
バレルが貝が閉じるようにつぶされた時に、
膝から半腱様筋、縫工筋、
そして下腿三頭筋を痛めてしまった。
簡単に説明すると、
バレル内で上から波が覆い被さってきたのだが、
足を曲げていなかったので、
立ったままその波の重量を受けてしまったようだ。
バキ
折れたような音が聞こえ、
水の中で最初に考えたことは大腿骨か膝を骨折したかと思った。
グワー、ブクブク…
と両手だけで漕いで浮かび上がってきたが、
激痛と、
患部が心配なのでそのまま動かずに波を何本も受けていると、
やがて足首が動かせるようになり、
そして膝も動いたので骨折ではないと判断し、
また昂奮した精神状態に戻して沖に出ていった。
昨日も今日も痛いが、無理をしてサーフしていたけど、
ようやく*アドレナリンが切れたのか、
(*アドレナリンは痛覚を麻痺させる)
または痛みが今頃出てきたのかはわからぬが、
歩くだけで激痛となっている。
“すばらしい波は体を痛める”
という両刃の剣だということに気づかされる。
戦を終えたような気分でもあります。
水って、手にとってみると柔らかいけど、
速度がついたり、こうして凝縮して振り落とされたりすると、
ものすごく硬くなって、その威力は半端ではない。
そういえば大きなセットをダックダイブしたときに、
沈めきれなかったようで、
爆撃のような波泡を喰らってしまった。
その体感を、
「高速道路でダンプカーにはね飛ばされたような」
と例えてみたらその場にいた全員が頷いていたのだから、
あながち大げさでな表現ではない。
毎日サーフするというのは楽しそうに見えて、
自分の体との勝負のようなところもある。
氷で冷やしたりしながら様子をみてみますね。
ソフトサンドリーフは、砂と岩のミックスブレイク。
リーフが沖にまで出ているのだが、
最近ずっと続いていた北うねり群。
そして先週の大きな北東うねりが砂をこのリーフにきれいに付け、
それは「サーフポイント」
と言っても過言ではないほどの規則的で甘美な波だった。
(ポイント=岬)
この地形が決まる前に帰ってしまったクリスちゃん。
もう一週間いられたら、一週間ずれていたらなあ。
波乗りに「たら」「れば」はないが、
俺たちはこんなすれ違いの中で
いい波を当てたり、外したりしているのだろう。
いい波に巡り会うのも縁だと思う。
けど、クリスちゃんも俺も波が上がる前のこの波を愛していたんだ。
波の上も下もね。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/17928
よく考えると、
この頃に『ソフトサンド5日間波』の伏線があったのだろうな。
ここでドノヴァンから電話があり、
明日マンモスリゾートでライブがあるので、
こちらを離れ、飛行場まで着いたようだ。
日本に行くのを心待ちにしていて、
さらには、
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/17706
「コンテストの応募具合はドーデスカ?」
と来たので、すばらしい応募が集まってマスよん。
と返しておいた。
□
南東うねりが入ってきたので、
ノアたちをホワイトハウスに連れていった。
少年たちはこの地で育ち、
この波から教わっているのだろう。
ここに新しいサーファーがデビューしたようだ。
こんな虹日にスタートしたのなら、
それは彩りあるサーフィンライフになるはずだろうね。
すばらしい日にしよう。
It’s Time! 海を感じる日が来たぞ。
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https://www.nakisurf.com/blog/hayato/
勇人さんブログがカリフォルニア後半を迎えていますね。
メキシコ大ちゃんと行ったメキシコはすばらしかったようで、
それもそのはず、国境近くは危険が渦巻いていて、
俺が知っているだけでも強奪、追いはぎ、恐喝、強盗、泥棒という
『犯罪松竹梅』の場所である。
ここに精通する大ちゃんだからこそ、
楽しくサーフできたのでしょう。
ちなみに俺は警察に恐喝されたことがあります。
エルサルバドルも特級に危険で、
「ここも日本もなんて安全なのだろうか」
とそれら地を通過して肌で感じる。
安全も健康もこれ以上すばらしいことはないので、
どうぞこのままであって欲しい。
ブレードランナーみたいなトーキョーも、
ターミネーターみたいなロスアンジェルスもノーサンキュー。
それでは、すばらしい土曜日になりますように。
いつもありがとうございます。
ALOHA!
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