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クジラとイナリーズ_NAKISURF 立春カスタムオーダーキャンペーンがスタートしていました!_千葉一宮の廃墟(倉庫兼オフィス兼スタジオ)日の思い出_純城の大波用ショートボード_(3201文字、写真多めの中編です)

新月ですね。

掘れすぎたイナリーズ。

日々の生活を正しく過ごし、

願いと希望を持って、テイクオフすれば運が開ける。

そんな波だった。

今朝もイナリーズに入っていたのだが、

すぐ沖で、

それは大きなクジラが何度もジャンプして、

ものすごい炸裂音を受け取った。

あのクジラにとってはこのイナリーズも小波なんだろう。

うねりは小さくなったが、

それでもオーバーヘッドはあり、

冬のハワイのすごさを思い知っている。

昨日書いたちょびっと漢詩ブログだが、

何人かを除いて好評でした。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/19376

「腕組みして読んでいます」

「読解に時間がかかる」

というメールやチャットをいただいた。

じつは俺もわかっていないので、

あまりむずかしく考えずに大丈夫です。

でもグータンはたいそう気に入ってくださり、

「母が書道家なので、

あの漢詩を和紙にしたためてもらって、

床の間に飾る予定です」

とあったが、

「それはやめておいたほうがいいよ」

とたしなめる一幕も。

さらなるメールには、

「ノアの写真を載せてください」

ともあり、

そういえば最近は彼の写真があまりなかったので、

ここに二枚ポストしておきます。

彼とは波乗りしているんだけど、

一緒に入るからか、

彼の波乗り写真を撮ることが少なくなってしまった。

最近の毎日は、

たくさんの波に乗り、メール仕事、

原稿仕事、コピーライターのまねごと、

編集者のまねごと、

動画製作の指示、デザイン各種、

シェイパーとニューモデルの打ち合わせをバリバリして、

夕方ノアと早川さんで、

「3本だけね」とクイックサーフすると、

陽が暮れている毎日。

ただ今回は一度も時差ぼけがなく、

すぐに午前4時起床に戻れたのが自分では喜ばしいことだと感じている。

スタッフブログを開くと、

3日も前に

『NAKISURF 立春カスタムオーダーキャンペーン』

https://www.nakisurf.com/blog/staff/archives/13806

がスタートしていた。

よく読むと、

色々の納期が短縮されていたり(特急)、

おまけアイテムのプレゼントがあったりと、

納得の内容になっていた。

さらには、

ドッキーとフォーカラットが納期30日間と、

公平さんの削るフォーカラットまでもが初キャンペーン中だった。

先日、千葉一宮の廃墟(倉庫兼オフィス兼スタジオ)

で撮ってもらった写真を引っぱり出してくると、

あの日の色々が蘇ってきた。

東京駅から電車で向かったのです。

中華丼を食べて、電車で甘酒飲んで。

還りの車窓から見える夕陽がきれいでした。

写真ってやはりいいですね。

記憶が違う。

こうして七五三でもないのにスタジオ撮影したのは、

このキャンペーンのためだったのですね。

俺の最近は遊撃隊みたいなことをしているので、

大事なことを知らなかった己を恥じる。

弊社スタッフたちが、

心底気に入っているZ1までもキャンペーン適応なので、

よろしければ、この氷季節ではありますが、好意的にご検討ください。

ボードが届くころには暖かいことを想像してみるのもいいですね。

思い出しついでに当日の写真が、

ゴロゴロゴロリンとフォルダーから出てきたのでここに掲載しておきます。

上総一ノ宮は東京駅から直通でたった61分でした。

当たり前だが、車よりも速く、そして安かった。

ガラガラの車内。

ガラガラのホーム。

ガラガラの駅前ロータリー。

タクシーもどこまでも暇そうでした。

一つしかない改札を抜け、

左側に進み、

最初の角を右に(左は踏切です)曲がり、

改札を越えてから126歩進むと、

弊社が現れます。

元はスーパーマーケットの跡地だそうで、

なかなかの廃れ方が気に入っています。

シャッターだけが新しく、

これはセコム指導によるものだが、

建物とのマッチングを考えていなかった典型のようだ。

まだ棚がないので、

こうしてスタッフやレンタル用のボードが置いてあり、

この日は、

「外気よりも寒いのです」

という廃墟内でありました。

雪山並の寒さで、

ダウンジャケット着用義務を提唱しようと思うくらい冷えていた。

誰も遭難しないのが不思議といえば不思議だ。

葉山BEACHの黒野さんも、

愛用のBWTと共に登場してくださいました。

http://www.beach-hayama.com/index.htm

廃墟を寨(とりで)と呼ぶこととしたい。

これが検品、梱包等の作業場。

.

発送待ちのニコリンボックス。

倉庫は二階に(予定)。

二階が広く、

フットサルコートよりも大きいと思います。(本当)

写真額等の小さなものの収納場所はここに。

で、特設スタジオがここに作られていて、

パシャリはたいていここでしているようです。

スタジオなので、

ザ・ベストテンの収録や八時だよ全員集合もここで撮りたい。(笑)

オフィススペースは二カ所あり、

これが奥の聚義庁。

ここでは前回来たときには、

ドノバンが演奏したんですよ。

踏切を渡って2km東進すると海。

この日は無人のすばらしい波がブレイクしていた。

3時半の東京行き出発前に時間があったので、

みんなで遅いランチを食べました。

駅前、改札前の名店というか大衆食堂、

『名糖食堂』に行き、

昭和の味にタイムスリップ。

なんと創業90年であるという。

俺は中華丼。

お酢をたっぷりかけていただきました。

ここは生まれて初めて来たけど、

なぜか小学生のときに食べた中華丼そのまま。

もしかしたら昭和保存会によって保存されているのかもしれませんね。

車内販売で120円のぬるい甘酒を飲んで、

「これもショーワの味だ」

とまたのけぞった。

到着前にこんな夕陽を見た。

嗚呼、列車旅。

1時間だけど。

さて、今日に戻ろう。

純城からメールがあり、

ハレイワのコンテストに出たという。

「動画を見てクダサイ」

リンクを開くと、

それはすばらしいソウルアーチバレルをメイクしていた。

しかもハレイワ。

41st Hale’iwa International Open Surf Contest Clip from TIZZY on Vimeo.

ハレイワは、

見た目は簡単そうな波だが、

実際にはかなりの癖波でして、

こうして普通にサーフしている純たちはすごい。

乗っているボードが気になった。

メール返信の際に聞いてみると、

すぐに戻ってきた。

スペックは

6’2″ x 17-3/4″ x 2″ round pin

とあって、

「さらにはロッカーを強くしてあり、

この動画の波用に作られたデザインではないという。

よく見るとわかるのだが、

波に対して、ボードサイズが負けていて、

しかし、スウィートスポット(スタンスのこと)でターンすれば、

ほとんど力をかけずにウツクシキマニューバーを描けるんダヨ。

このボードはテイルに乗って操船するようにデザインされ、

それはボードが細いからに他ならないんだけど、

ひとたびテイルに乗れば、ものすごく簡単に操れるんだ。

ボクにとっては前足荷重ボードが好きなので、

乗り方を変えなくてはならなかったわけだけど、

次のボードは「ハーフインチ広く」と注文してあるので、

アウトラインが流線型となり、

さらに扱いやすくなるんだな。

前足荷重ボードの方が一般サーファーにも乗りやすいでしょうから、

このモデルはそうして創造していきます。

新しいショートボードガンとなるデショウ」

と純ならではの文体が連ねてあった。

.

これは普段乗りのJクアッド。

テイルが細く、フィンプレースメントが狭いことが特徴ですね。

日本を思い出しついでにお寿司食べ放題の写真を。

長くなりましたが、今日はここまでで。

暖かくお過ごしくださいね。

Have a wonderful Thursday!!