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naki's blog

メガトン、ギガトン、テラトン_北からのカミナリナミ_クリスちゃんとAVISO GRASSHOPPER_かつ丼に入りましょう_インスピレーション、ハートブレーカー・マーク2!!_380万字読了_がんばれ、がんばるな_春一番日ここにあります_(3416文字、短中編です)

最大でブイ計測を

『シックスティーンシックスティーン』

まで上げた今回の西北西メガトンうねり。

その上に

『セブンティーンセブンティーン』

というブイコードがあるが、

詳しくはこのコラムでお読みください。

https://www.nakisurf.com/column/column-32.html

ものすごいことを「メガトン級」というが、

現代なら「ギガトン」。

または「テラトン」

という単語を用いる時期にきているのかもしれない。

.

.

母なる海

東から陽は昇り

西に陽は沈み

南の島に

北から雷波

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クリスちゃん(クリスチャン・ワック)のAVISO Grasshopper。

初乗りでもクリスちゃんスタイルですね。

あたりまえか。

AVISO Grasshopperは大人気モデルで、

一時のドラクエブームを思い出している。

話は変わって。

「ダダァ、アニーはカツドンに入りたいな?」

「アニー、かつ丼って入れたっけ?」

「カツドン、あトンカツは入れるよ。

それ、しかくくって、こう座って足を入れるの」

「あはは、それはコタツだよ」

「あ、コンタツか?(恥ずかしそうに)」

「コンタツじゃなくてコタツだよ」

「あれ?(さらに照れて)」

これは単語違いと、言い間違いのミックス事件ですが。

もしもかつ丼やとんかつに入ることができたら、

それは暖かそうだなあ。

話は突然波乗りに戻る。

帰島と共にハートブレーカー(ネオ・レトロシングルフィン)

がやってきて、

イナリーズ

ソフトサンド

ソフトサンドリーフ

ビーチハウス

ドラゴンズジョー

ワイカリヒ

HADOUリーフ

ありとあらゆる波でサーフしていると、

突然インスピレーションを得た。

これはいつぞやのサーフショット@ビーチハウス。

きんちゃんが

「知らなかった。シングルでも普通にスラッシュできるんだね」

とおっしゃっていたが、

短いシングルフィンに乗る人なら、

トライフィンと何も変わらないことをご存知だろう。

イナリーズの高速バレルで、

速度が限界になってスピンアウトしたが、

その一度しかフィンは抜けていない。

ほぼ全てを目撃している早川さんをしても、

「この形じゃ波乗りにならず、

フナキさんはひどいめに遭っちゃうのかな??

なって思っていましたが、

なんだか普通に乗れちゃうものなんですね?」

といううれし評価をいただき、

ザ・イナリーズ翌日には、

ローカルたちもこのボードに興味があるらしく、

ちょっとした人気ものでした。

ドッキーにオーダーが入ったんですよ。

実演販売みたいで、こういうのがうれしい。

ちなみに俺は7インチガチャリ(Ratio)

を最もテイル側に装着したセッティングです。

余談だが、

このハートブレーカー・マーク2の製作が始まっていて、

先週ドッキーとこんな会話をしたので、

ここに掲載して、

ここまでの流れをポストしておきますね。

「フナキさん、いろいろの写真はブログで見ましたが、

例のシングルフィンはいかがデスカ?」

「かなり最高です。これにドノヴァンが乗る日が待ち遠しいです」

「アレ?ドノヴァンは今チリでしたか?」

「ヘンドリックスがそう言ってましたよ」

「ソーデスカソーデスカ」

「あのードッキー、このボードを

“ハートブレーカー(Heartbreaker)”

と名付けたいのですが、よろしいですか?」

「WOW!それはすばらしいネーミングです。即採用しマス!」

「ありがとうございます!

それでね、このシングルフィンのモデルはそのままにして、

さらに短くして、

BWTとBWのミックスワイドを作りたいと思いついたのです」

「それはドーシテデスカ?」

「テイルが薄いから超ワイドでも踏みやすいだろう、と。

俺はあまりステップバックするのが得意ではなくて、

要はテイルをしっかりと踏まなくても激しいターンができるぞ、

と思いついたのです」

「それはスバラシイ。そのセオリーは誰も気づいていないはずですので、

早速シェイプしてみましょう。長さはどのくらいデスカ?」

「5’0″、ダイヤモンドテイルまでで。

そしてヒレ部分の最終エンドが5’5″で」

「ワカリました。幅はどうしますか?」

「最幅部分は20インチちょいくらいでしょうか。

ノーズからセンターまではブッシュワッカーのアウトラインに準じ、

薄いヒレ部分が沈めやすいと思うので、

テイルエリアはできる限り幅広としてください」

「スケーティング力を重視するのデスネ」

「そうです。これはカリフォルニアの弱い波で試します」

「厚みはどうしましょうか?」

「センター(ストリンガー部)を厚めにレイルを薄くしてください」

「それは良い考えデスネ。レイルがさらに入れやすくなります」

フィンはどうしますか?」

「ボンザーシステムに準じてにセンターボックスにサイドプラグで」

「ツインフィンで乗ることもアリマスね」

「はい、ツインでもグニャリシングル、

そしてBWTセッティングでも試します」

「オモシロそうです。ではカリフォルニアで会いましょう」

「忙しいのにありがとう。チャオ?」

と会話を終えた。

このモデルの予想図だが、

こんな形だろうか?

消しゴムツールで形成したノーズが不出来で、

平面でもここまでムズカシイとなると、

立体となったらどうなるのだろう?

シェイパーたちは偉大だ。

偉大といえば、ずっと浸りきっていた物語が完結し、

全一九巻、380万字読了。

それにしてもこれだけ書くということは、

天賦の知性才能と、

気力、体力全てが備わっていないとならないのだろう。

運も時代も全て取り入れていますね。

オリジナルの翻訳版も手に入れたので、

これからスピンオフ(オリジナルだから違うか)

の深みに入ろうと思っています。

読書は深いし、最高なのであります。

心斎橋のペットストアにいた寂しそうな子犬。

なんだかオモチャみたいな売られ方をしていました。

悔しいけどしょうがない。

がんばれ?。

がんばらないといけないのは大相撲。

このスクリーンショットは八百長発覚前の公式サイトから。

なぜかパシャリしていたんです。

このようにサイトトップで、

『反社会性力との断絶』と掲げていたが、

残念な結果となってしまったようです。

真剣勝負していた力士たちの無念さはいかほどのものだろうか。

不祥事が相次いでいるが、

サーフィンには八百長はありませんから大丈夫。

波乗り賭博というのも難しそうだが、

コンテストがあるから可能か。

そういえば、

先日ノースショアのワイカリヒでサーフしていたとき、

グッドサーファー三人組が入ってきた。

その途端、ラインナップの表情が変わってしまった。

彼たちはコンテストヒートのごとく、

波々を次へ次へとひっきりなしに乗っていくので、

乗る波は一切なくなってしまった。

例を挙げると、

波がやってきて俺の方が奥、

そして良いポジションにいるが、

彼たちはこちらもを確認しないで、

手前(肩側)で全力で漕いで乗って行く。

そうするとテイクオフする気が失せてしまう。

声を出して教えることもしたくもないし。

どちらにしてもショアブレイク気味のワンセクションなので、

こうして奥からもNG、手前からも前乗りになるからだめだと、

大きなセットのみを待つだけとなり残念だった。

でもこういうことってありますよね。

当人たちは”波取りに長けている”

と感じているのか、誇らしく嬉しそうでしたが、

こちらはせっかくのサーフセッションが人為的な理由で、

ちょっぴり暗くなってしまいました。

混雑という代名詞を持つノースショアだから仕方がないのでしょう。

コンテストのフリーサーフはがんばらなくていいので、

もう少しのんびりやってほしいのだが..。

でも他の人がいるところだとこんなこともありますね。

色々ですから。

あ、もうこんなに書いてしまっている。

3000字超えていますね。

すいません。

それでは、すばらしい月曜日に。

二月もあと21日間って知っていましたか?

だんだんと春が始まってくるのですね。

この10年間の春一番日を調べてみました。

2001年、2月28日

2002年、3月15日

2003年、3月3日

2004年、2月14日

2005年、2月23日

2006年、3月6日

2007年、2月14日

2008年、2月23日

2009年、2月13日

2010年、2月25日

ちなみに観測史上最早の春一番は、

1988年2月5日でした。

“暖か”はもうすぐでしょうか。

今日は長くなってしまいました。

ここまで読んでいただきましてありがとうございました。

Have a wonderful week!!