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naki's blog

キレる少年の原因は!?_ニッサン・サビタ15.5万マイル達成!_アンディ&ブルース・アイアンズ・ケイキコンテスト!!_ソウルサーフィング!?

新月ですね。

コンテストのためにノアと会場のノースショアにやってきて、

友人のリック・リーボウ家に泊めていただき、

彼の即席ブルース曲と、なおみさんのおいしい料理を味わった。

彼の長男カイルくんも明日は出場するので、9時にはノアとふたりで床に入る。

夜中(1時頃)TVが突然けたたましく鳴り、「すわっ!何事か?」と飛び起きるが、ただTVがスポーツニュースを伝えている。

「これには意味があるのだろうか?」

と少しTVに見入るが、何もなさそうなのでリモコンを探し、スイッチを切って再び睡る。

暗いうちに起きると、すでに強い風が吹いていた。

早々と起きてきたカイル君は、ノアとニンテンドーDSをやりたくてうずうずしているようだ。
親としてはこの携帯ゲームに手を焼いている。
大人が面白いのだから子供が夢中になるのもわかるが、やらせると全ての思考がそれになるようで、会話の100%がゲーム内事項となる。

そしてかなり苛立つようで、いわゆる「キレる」少年の行儀となるようだ。

そんなことをリックと話しながら、トーストしたベーグルを食べて、コンテスト会場のパインツリーまで「いざ出発」する。

車に乗ると、ニッサン・サビタのオドメーターがもうすぐ15万5000マイルと表示していた。
15.5万マイルということは、キロにすると約25万キロ走行だ。

みなさんもご存じのようにこのサビタは毎日のようにイナリーズ、ソフトサンドとオフロードで刻んだ走行距離なので大変なものである。

「それにしても日本車はよく走るなあ」とこの愛車サビタを誇らしく思う。

Good Morning!

で始まったラジオの波情報の声が弾んでいる。
北東うねりが届き始めていて、ダブルオーバーヘッドは軽くあるようだ。

アンディ&ブルース・アイアンズ・ケイキコンテスト会場に着く。

波は沖でオーバーヘッド波が崩れ、左から横へすごいカレントが流れていた。
子供にはかわいそうなコンディションだなあ。

ヒート表を見るとノアの名前がない。

先日ビラボンUSA本社に行ったときにイーニックが「問題ない、朝のチェックイン(エントリー確認)に来ればノアを出られるようにしてあげるよ」と言っていたので、「大丈夫だよ」とノアに言いながらイーニックを探した。

やっと見つけたイーニックに「ノアの名前がないんだけど、出られるようにしてくれる?」とはっきり言うと、

「ビラボンはスポンサーしているだけで、そんな権限はないんだよ」

と堂々と言う。

「?」
「オフィスではあんなに自信たっぷりに大丈夫だと言い放っていたのに、嘘はいけないぜ!」という言葉をぐっと呑み、ビラボンのテントを後にすると、シバッツことジェイソン・シバタと会う。

「全く外人はいいかげんなことを言うよな」とハワイアンであるシバッツにいつもの愚痴をこぼし、今度はカイポ(・ハキアス)とも再会し、彼は娘が出場するというのではりきっていた。

「今日は流れが強いから救助にも大忙しだ」とライフガードのテントに腰かけている。

彼はカパア地区のライフガードなのである。

なんとかノアをエントリーさせたいので、このコンテストのジャッジをするスパーキーを探し、今度は主催者に「補欠でもいいから」とかけあってもらうと、

「9?10才ディビジョンの補欠枠は3人しかなく、もうそれもいっぱいなの、ごめんなさいね」
と返ってきた。

ということはノアは出場できないようで、「仕方がないよ、来年がある」となぐさめるが、この日のために彼なりに練習や準備をしてきたようで、そのショックが大きいようだった。

ひとりコンテスト会場の波を見つめるノア。

でも少し経って気持ちを切り替えたようで、楽しくコンテストを観戦し、無料でもらえるマラサダ(ハワイのドーナッツ)、ホットドッグ、シェーブアイス(かき氷)をもらってきて喜んでいた。

午後からはコンテスト会場から東の小さくきれいな波に乗ろうと移動する。

ここは風が合っていて、流れもほとんどなく、難点は「非常に混雑している」ということ。

コマーシャル(商業)のサーフスクールの生徒何十人かと一般の初心者、または上手なサーファーが入り交じって夏の江ノ島海岸みたいになっていた。

俺としてはあまりこのような混雑でサーフさせたくないのだが、件(くだん)のコンテストのこともあるし、本人はサーフしたいようだったのでGOすると、いきなり生徒にサンドウイッチされた。


この後、この婦人のボードに乗り移ったノアだが、結局リーシュが絡んでメイクできなかった。
(ビーチにいた人達からは大きな歓声が飛んでいたが…)

ノアのマジックボードAVISO/BD3。

今日はカイラもめずらしくソフトボードで波乗りをした。

横でばしゃぼしゃ落ちる大人を尻目にフラ乗りをするカイラ。↓

今日はいとこの日向(ひなた)と莉子(りこ)も来ていたので、みんなでアロハ!

コンテストもいいけど、こんな楽しい!?サーフィングもたまにはいいですね。


9 thoughts on “キレる少年の原因は!?_ニッサン・サビタ15.5万マイル達成!_アンディ&ブルース・アイアンズ・ケイキコンテスト!!_ソウルサーフィング!?

  1. hayato

    funakiさん、こんにちは?!
    ノア君、試合出れなくて残念でしたね、、、
    でもみんなで波乗りの方が、
    コンテストより楽しかったのでは、、、!?

    カイポ、息子のカイマナは元気ですか?
    よろしくお伝え下さい。
    aloha!!!

  2. TAKASHI

    子供の気持ちを汲んで欲しいものですね

    移動先でエンジョイできたようでよかったです

  3. Fg

    最後の写真でノアくんが《にっこにこ》なので安心しました。
    これが、バネになってサーフィンをもっと好きになってくれればいいですね。

  4. 福留1

    残念だなー・・・

    来年とは言わずアンディに頼んでASPに行っちゃいましょう!

    でもサンドイッチの写真、乗り方似てない??

    やはり蛙の子は・・・だね。

    出来ればMLBに進んで欲しいッス。

    ボストンが待っているとお伝え下さい。

  5. ロアマニア

    「外人は上手い」のイメージが・・
    ノア君決まっています。
    カイラちゃんもいいですね。
    後ろの人は魚を手づかみで獲っているのでしょうか?

  6. リリー

    まだ信じられないです…
    ナキさんにこんな大きなお子さんがいて…
    たくさんの子供達と…
    だいぶ
    アットホームじゃないですかぁ!!

  7. Minako

    コンテストは残念だったけど、
    ノアとヤコの元気そうなSURFIN姿が見れて嬉しい!!アニイはまだかな・・・・・。
    みんなに会いたいな。

  8. ふなき

    そうです。
    コンテストよりもフリーサーフが最高なのです。
    でも子供には商品も気になるようで。。(笑)
    カイポには「ハヤトがよろしく言ってたよ」って先回りしておきました。
    ALOHA!!

    もう大丈夫です。
    アメリカの子はこうして鍛えられるようです。