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燃え上がるファイヤーブレード詳細_AVISOジョン到着!_霧のドノバンコンサート

ファイヤーブレード。

ロボに「このボードの特徴は?」

と聞かれ、バットフィッシュに代表されるラウンドノーズ系の中毒患者であることを白状しつつ、こう言った。

(ロボは知っていることなので会話には出てこないが、ここではみなさんに余談です)

コールデザインはバットフィッシュをはじめとする丸いデザインがあって(この究極にブラックダイヤモンドがあります)、

そして少し細くなってグラスホッパーの丸みデザイン、

さらに細くなりファイヤーフライ、

もっと細くなってHPS、

さらにはミニガンデザインのピストルというデザイン体系となっている。

「そのグラスホッパーとバットフィッシュの間がないので、それを埋めるモデルとしてデザインしたんだよ」

そのファイヤーブレード独特のデザイン、これがなぜ調子いいのか?

ということをコールがシェイプしながら説明してくれた。

「まずはこの部分のフラットエリア。普通だったらこうしちゃうと曲げづらい(ターンがしずらい)んだ。でもボンザー上にロッカーが存在していて、こことレイルが連動してターンを容易にし、フラット部でが速度を生むのさ」

「さらに、テイルラインは複雑なラインを出さずにVとしたので、レイルへの切り替えレスポンスがいいのだ」

「厚いイーグルノーズはテイクオフの際にいくら波に押しつけても沈むことはない。だからテイクオフは早く、安定しているでしょ?」

船木:「そう、どんなに掘れてもガンみたいに真っすぐぶれずに波の中に降りていけるんだ」

「そんな組み合わせがファイヤーブレードの持ち味だろうね。さらにこの新アウトラインのテンプレートで、全ての個性的なバランスを統一しているんだろう」

ふむふむ、と俺と柳瀬、そしてロボが頷きながらその詳細分析に聞き惚れた。

この「ファイヤーブレードほんの少し進化版」を持って完成形とします。

俺とライアン・カールソン、そしてロボたちのオーダーを通しました。

そのテストを経て、カーボンファイバー中空製のAVISO版を年明けに製作を予定しています。

その間、ポリエスターボードのオーダーも可能です。

「絶賛以上、夢の領域近し」

この新型コンセプトのニューデザインサーフボードをどうぞお試しください。

走りと動きは私が100%保障します。

ストックボード群の初回オーダーも入れるべく、コールと3Dカットスケジュール準備を整えています。

さて、その後弊社オフィスにAVISOジョンがデリバリーにやってきた。

先週ノースハワイで一緒だったのでひさしぶりという気がしないが、彼の笑顔に感激した。

AVISOボードのデリバリーはこうして全員総出で搬入します。

検品後、ロングボードボックスの埋め込み状態についてジョンからレクチャーを受けた。

こういうことが得意な池谷がかぶりつき位置で真剣に聞く。

その後は柳瀬も交えて3人でミーティング。

このお店のプリンおいしそう。

そのまま昨日ブログを書いていたら日は落ちていた。

で、今です。

カリフォルニア沿岸は深い霧に覆われています。

これからドノバンコンサートです。

もうそろそろリハーサルが始まるので行ってきます!

Have a great day!

(おまけ)
サーフィングの祖、デユーク・カハナモクのボード。

いつかはこんな波を一日中乗りたい。


10 thoughts on “燃え上がるファイヤーブレード詳細_AVISOジョン到着!_霧のドノバンコンサート

  1. markee.

    BDお気に入りなので、乗り味の違うファイヤーブレードかなり楽しみです。

  2. わんちゃん

    舟木さんの来日にあわせて台風予約しておきました。 ファイヤーブレードの試乗会、すごい波かも!