ブイを見ると、「7.2 ft 11 sec」だった。
昨日より波高が高く、感覚が狭まっている。
夜明け前に長老フレディに電話をすると、
「間違いなくソフトサンドがいいぞ!早く行こう!」
と言うので、
慌ててボード2本(6’6″Pistol4と5’0″ BD3)をサビタに積んで長老家に。
サンディエゴに住む長老の甥ブライアンが遊びに来ていて、
同行することとなった。
安全運転をモットーとするフレディ。
夜が明けてきた。
到着すると、
長老の予想通りのすばらしいブレイクがあちらこちらで走っていた。
「慌てない慌てない」というフレディにカメラを渡し、
ワックスを塗るのももどかしい俺と、なぜか慌てないブライアン。
レフトに
ライト。
どちらにしようと迷ったが、とりあえず真ん中に向かってパドルアウトする。
美しい波だ。
真西から来るセットはレフトが良く、ぽっかりと口を開いた波が完璧に崩れてくる。
「完全なのだ」言うと、
「そんなわけがない」
と反論したくなるだろうが、
ここはビーチブレイクの芸術的な波が純粋に崩れていた。
サーファーがいるので、
大きさの判断は読者に委ねたいのだが、
例によって画像が小さすぎるので、下に拡大版を表示しておきます。
むっちりとしたこの波、
豊穣なる数のセット、
飽きるほど走っていける壁にに乗り続けて狂うというのは、
サーファーにとっては天国に召されたと同意語に等しい。
ブンガクのエピソードが浮かんでは、
ダックダイブやワイプアウトで頭に詰められる潮水によってそれは消えていく。
獲得だ、いや削除だ、という経験と体験。
「釣りの話をするときは両手を縛っておけ」
とあるが、
俺に今日の波の話をさせたら大変なことになるだろう。
深い海をゆっくりと4800km(3000マイル)旅してきたうねり。
そのうねりの最後(波)が、
この柔砂(ソフトサンド)となるのは幸せだろうな、
と波の気持ちになって考えると、
の最後を共にした多くの波がここにあるという気持ちの豊かさに俺は飛びはねたくなる衝動にかられた。
□
本日の登場人物。
フレちゃんこと長老フレディ。
ブライアン。
時には目印となり、基地となり、日よけになってくれたフレちゃん号。
帰りにイシハラマートに寄り、ポキのランチとして、波滑魂の旅はおしまい。
「明日はどうかな?」
とフレちゃんに聞くと、
いつもの「今日は今日、明日は明日なのだ」という念仏が聞こえてきた、
一年分の波に乗ったような感覚があり、それを整理している午後です。
■
うらやましい限りの波です。
船木さんのライディング写真や、動画があれば是非見たいところです。
船木さん、波が凄いのはわかりましたが、BD3にワックスアップとはこれいかに??
やはり物差しが違いますね。
通常はガンで攻めるのでは?
しかもフレディさんも攻める?
シンジラレナーイ!byロイヤルズ・ヒルマン
こちらからのウネリ第一弾届いたようですね。
休む間もなく第二弾いきますよ?。
日本シリーズは、西武で決まりました?
この波を満面の笑みで楽しむ長老フレディさん、
本当に素晴らしいです。
そして、この波をBD3で滑るナキさん、
尊敬以上崇拝以下です。
イシハラマートのポキが懐かしく恋しく、
日本へ戻り早速ポキを自作しました(笑)
先週は本当にありがとうございました!
それがないんです。
フレちゃんもブライアンも波乗りするので、「撮ってくれ!」とは言いづらく、自分で波を撮るにとどまっています。
いつか撮ってもらいますのでおまちください。
西武が勝ちましたね。
BD3が完璧なチョイスでした。
ガンでもいいのですが、バレル内の細々としたコントロールが最高でした。
フレちゃんもBDでしたよ。
シンジラレマースby マリナーズ・ボビー・バレンタイン
その通りで驚きました!
第2弾来ました。
これは大きなうねりとなりそうですね。
すごい!
すばらしい波で、風もなく、美しい日々です。
何日か大きすぎて、溺れることを考えましたが、昨日今日はイシハラマーケットとJOJOのシェイブアイス状態です。
ご連絡がないからホノルルで拉致されたのかと心配していました。